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元工場採用担当者が教える事務職のメリットとデメリットー企画業務編―

私は元々工場で事務職に就いており、その中でも人事、人材採用の仕事が長かったため、多くの記事は人事系の目線で書いています。

しかし、総務、経理、企画といった事務職は一通り経験しており、これまでに経理業務と総務業務のメリットとデメリットを記事にしてきました。

今回は企画部にいた時のことを思い出してメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。

企画職のメリット① 物事を良くする、改善するためにはどうして行けば良いか、自然と考えられるようになる

会社によっては、企画部の中でも業務毎の企画担当部署に分かれている場合もあります。

各部の業務に詳しくないと企画すること自体が難しいからかもしれません。

最も多いのは会社全体を面倒見る経営企画部というような名称の部署です。

会社全体の損益を見ながら会社の方針を決定したり、色々な業務の効率化、組織の変更や、M&A等、色々なことを経験できます。

会社全体の経営に携わるような企画系の部署に居ると、会社はどのようにしたらもっと利益を出して儲けることができるのかを常に考えなければなりません。

この考え方が身に付くと、会社を良い方向に導くだけでなく、自分自身の仕事も楽になってきます。

毎日同じような仕事をしているのであれば、どうすればもっと業務効率が上がるのかを常に考えるようになります。

もっと楽になれるように、もっと早く帰れるように、とにかく色々な手法を自然と考えられるようになるんです。

習慣化すればする程自分にとってメリットとなります。

ちょっとしたことだと、エクセルで自動計算の関数をつくってみたり、大きな業務効率化だと、何人も人員がかかっている作業を自動的に処理してくれるようなシステムをつくったりします。

どんどん仕事は早くなりますし、この考え方は日常生活でも役立ちます。

毎日、毎週必ずしなければならない掃除、食器洗いや洗濯ものは非常に面倒くさいですよね。

当たり前のことに対しても何とか効率化できないかなぁと考えるようになります。

掃除機をかける場所の順番はどうすれば良いか、洗濯物を干す順番、畳む順番等、細かいことばかりですが、何も考えずに黙々と作業をしているよりも、もっと早く出来ないかな~と考えるだけでいつの間にか半分くらいの時間でできるようになっていた!ということも良くあります。

ちょっとずつの業務効率化、作業効率化の積み重ねが大きな結果に繋がるんです!

仕事上でも日常生活でも企画部の経験は役立つこと間違いなしです。

企画職のメリット② 提案力、プレゼンテーション能力が身に付く

自分で何かを考えて、上司や他部署の人達に提案して、実際に運用していくというのが主な流れです。

何かを企画するのは大変ですが、期日は長かったり無かったりするため多くの時間を「考える」ことに時間を費やせるのです。

新しいことを自分自身で生み出したい人にはピッタリの部署ですね。

また、誰かに説明するためにプレゼンの練習をしたり、そのための資料をパワーポイントで作り込んだりもします。

時には大きな会議の司会進行を任されることもあります。

人前で話す機会も必然的に多くなってくるため、誰でも同じように理解してくれるような分かりやすい説明を心がけなければなりません。

人前で話す経験を積むと、いつの間にか物事の要点を掴むことが上手くなり、他人への説明も起承転結を構成しながら説明することがどんどんうまくなります。

さらに人前で話す度胸も付きます。

そういえばホクホクも最近人前で話すことが多くなったよな。
そうですね。工場の事務所って新しい体制が導入されたりするとその説明に駆り出されますしね。
おまえ声ちっちゃいからたまに何言ってるか聞こえないんだよ。
えっ!?そうなんですか、次回から気を付けます。でも、説明はそこそこ分かりやすいでしょ?
ホクホクさん無駄に恰好付けて難しい専門用語使ってくるし、たまに話が飛ぶから意味分かんないですよ。
そんなに分かりづらいのか・・・まだまだ修行が必要だな。

企画職のデメリット① 企画が任される仕事は責任重大であり、プレッシャーがかかる

企画部が任される仕事はいつまでに終わらせなければならないという期日はあまりない部署ではがありますが、一つ一つの業務が重たいです。

改善していかなければいけない課題は結構大きいものばかりです。

  1. 最近会社の利益が出ていない、会社の利益構造を改革、改善せよ!
  2. ある部署だけ残業時間が多い。原因を突き止めて残業の平準化を図れ!
  3. もっと多方面の事業で展開したい。新しい分野へ参入するために将来有望な中小企業を買収せよ!
  4. 子会社に毎年赤字垂れ流しの会社がある。早急に売却先を見つけよ!

企画部が任されそうな仕事を並べてみましたが、プレッシャーがかかる大きそうな仕事ばかりですよね。

素人にはどうやって進めれば良いか検討もつかないことばかりです。

おそらく任せた側もどうやれば良いかなんてわかっていません。

企画部の業務には正解がないため手探りしながら進めていかなければなりません。

進め方が全く分からない時には、外部コンサルを雇ってアドバイスをもらうのも手ですね。

企画職のデメリット② 他部署から嫌がられることがある

企画部は仕事柄、他部署に依頼をすることが多いです。

会社の利益構造について分析するのであれば、各専門部署からデータを集計しなければなりません。

そのデータから色々と分析を行い、何が会社に貢献している強みなのか、逆に会社の足を引っ張っている事項は何なのかを突き止めて、会社の利益を悪化させている事象があれば、それを改善しなければなりません。

この改善を実際に行っていくのは企画部ではなく、各実務を行っている部署です。

従って企画部から他の部署へ

「●●が会社の利益を下げている原因なので改善してください」

と指示をする形となります。

他部署の立場からすると、わざわざデータ提供してやったのに、そのデータから自分達が会社の役に立ってないと言われているようなものです。

そして、さらに業務を改善せよ!という指示がくることでプロジェクト等も立ち上げなければならなくなり、仕事が増えることは間違いないでしょう。

会社のためを思うと仕方がないことなのですが、少なからず嫌な思いをする部署、実務担当は出てきます。

ある意味、最も会社の方針を理解出来、そのために動けるのが企画部なのですが、それ故に憎まれ役となり得るのが企画部です。

人に嫌われるのはみんな嫌だと思いますが、企画部は仕事上、他部署に嫌な思いをさせることがある部署だ、と割り切るしかないです。

ちなみに他部署への指示の仕方一つでかなり印象が変わるため、企画部員は角の立たない言い方がうまくなります。

なんでこんな仕事やんなきゃいけないんだよ~
いや~そこをなんとか、どうか一つ!
しかたね~な~、今回だけだぞ~

と、上から物を言うのではなく、あくまで下から物を言うと面倒な仕事も受けてもらいやすくなりますね。

たまに俺は企画部だ!みたいな偉そうな人がいますがそういう態度をとると、どんどん嫌われて、他部署への依頼も受けてもらえなくなってしまいます。

企画部は決して偉い部署ではありません。

お金を稼いでいるのは営業や工場の製造部隊なので、お金を生み出していない企画部員は食べさせてもらっている立場ですからね。

でもなぜか企画部に所属している人は偉ぶっている人が多い・・・

それが他部署に嫌われる最大の原因かもしれませんね。

まとめ:企画職は説明力、コミュニケーション能力が身に付く

企画の仕事のメリット、デメリットをまとめると以下の通りです

メリット

  1. 物事を良くする、改善するためにはどうして行けば良いか、常に自然と考えるようになる
  2. 提案力、プレゼンテーション能力が身に付く

デメリット

  1. 企画が任される仕事は責任重大であり、プレッシャーがかかる
  2. 他部署から嫌がられることがある

常に向上できる能力、他人に分かりやすく説明できる能力は本当に役立ちます。

ただ、部署柄、他人に嫌われるような立場にあるため仕事をしていて精神的につらくなることが良くあります。

会社のためを思えば致し方ないことなのですが、そう割り切って考えられるものではないんですよね。

正直に言うと、私は企画の仕事は嫌いでした。

いくら自己成長に繋がり、会社のためになるとはいえ、他部署とギクシャクしながら仕事をするのはどうも性に合わなかったんですよね。

どちらかというと、他人に感謝されるような仕事の方が好きなので・・・

合う合わないはあるかと思いますので、企画の仕事が本当に好き!という方もいるはずですね。

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ABOUT ME
ホクホク
ホクホク
30代男性。長年工場で採用担当の仕事を経験し、その後、総務・経理・企画等、事務系の仕事は一通り経験する。 一番悪戦苦闘していた人材採用の実務経験を活かしてみんなにアドバイスできるブロガーになろうと鋭意努力中。
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