待遇、労働環境

楽しみ?不安?工場勤務従業員の転勤の実態を明かします

こんにちは!元工場採用担当のホクホクです。

今回は工場従業員の転勤事情についてお話しようかと思います。

事業所が一つしかない方にとって、転勤は縁がない話でしょう。

地元密着型の企業だと転勤は少ないと思いますが、大きな会社であればあるほど転勤をしなければならない確率は上がるでしょうね。

 

異動、転勤の「辞令」はある日突然言い渡される

どこの会社も異動や転勤の出される日は就業規則で決まっているはずです。
大体、異動、転勤になる1か月~2か月前くらいですかね。

私の会社は1か月前に辞令が出ることになっています。

ほんと、唐突に呼ばれるんです。

おい、ホクホク!

はい、何でしょう?

お前、来月から東京で経理だから!

!?!?!?!?!?!?

ほんとにビックリです・・

しかも、準備期間は1か月です。

やることは色々あります。

 

  1. 転勤先の職場への挨拶
  2. 新聞、電気、ガス、水道解約 → 引っ越し先での利用開始手続き
  3. 転居先下見 → 住居決定
  4. 引っ越しの段取り
  5. 役場への転出手続き → 引っ越し先役場への転入手続き
  6. 免許証の住所変更
  7. 業務の引継ぎ

 

パっと思いつくだけでもこれだけあります。

私はこの時結婚しておらず子供もいなかったのでまだ楽でしたが、奥さんも子供もいるとなると、家族の説得から入らないといけないため、すごく大変でしょうね。

ここまでは私の経験を元にした事例で、工場人事→本社経理への異動でしたが、工場現場勤務の従業員であればやはり工場同士の人材交換が盛んでした。

私の会社では北は北海道、南は九州まで工場を構えているため、

 

北海道 ⇔ 九州
はもちろん

広島 ⇔ 千葉

新潟 ⇔ 青森

海外だと
中国 ⇔ 東京
インド ⇔ 広島

 

等、例を挙げるとキリがありません。

ただ、工場現場 ⇔ 事務

という事例は少なかったような気がします。

 

入社して1~2年の新人であれば事務 ⇔ 工場 の異動は良くあるのですが、入社して10年を超える中堅社員になってくると、ほぼ畑違いの仕事はさせませんでしたね。

せっかく培った経験が無になるので、宝の持ち腐れ状態にはしたくないというのが一番の理由です。

もちろんここは会社毎に考え方はかなり違ってくるかと思いますので、皆さんが勤めている会社は、何十年働いても畑違いの職場への異動も多いというところもあるでしょうね。

工場現場だろうと事務所だろうと、異動や転勤があること前提で覚悟しておかなければなりません

 

転勤なんてないと思ってた!入社時の契約なんて信用するな!

皆さんの中には、入社の時に人事の担当から

 

「県外への転勤はないですからね~」

 

と言われて入社された方も多いかと思います。

でも、そんなの信用しちゃダメですからね!

なにせ人手が足りないこのご時世です。

会社もなんとかしてすくない人員でやりくりしたいという思惑があるので、余剰人員を抱えている職場から人手不足の職場への異動は必須のはずです。

会社として転勤について定められているであろう就業規則というルールはいくらでも変更できますし、入社時に転勤がないという契約書を結んでいたとしても、会社から別の契約書で再契約の依頼があるかもしれません。

 

「自分には絶対転勤がない」と安心できない時代になってきたのです。

 

転勤可能な従業員と転勤できない従業員には待遇に差が出てしまう

会社は可能な限り人員従業員を転勤させるために、会社の制度に盛り込んできます。

転勤の可能有無によって、待遇が変わることが非常に多いです。

例えばこれは一例ですが給料や賞与に差が出る場合があります

 

  1. 日本全国、海外への転勤可・・・毎年の賞与5か月分
  2. 日本全国への転勤可・・・毎年の賞与4か月分
  3. 転勤不可・・・毎年の賞与2か月分

 

このように給料や賞与にも差をつけることで従業員の転勤を促進するのです。

どうです?転勤は嫌でも、給料がここまで変わるなら①を選びたくなるでしょ?
その代わり、辞令が出ても文句を言うな!というのが会社の意図です。

ちなみに、私の会社も転勤できる人とできない人で給料に格差がありました。しかし、最初からその制度があったわけではありません。

導入されたのは、人員不足が顕著になってきた2014年頃でした。

2014年までは日本各地にある工場周辺の地元の方々も多く雇っていたので、転勤があるなんて考えられなかったのです。

それが、今では転勤なんて当たり前の会社になってしまいました。

あなたの会社はどうですか?

「私は転勤不可で会社には申請してるけど、転勤できる人と比べても待遇に差はないな~」

っていう方がいらっしゃるのであれば、会社の制度が変わって、待遇に格差が生じるまでもう間もなくかもしれませんよ?

どこの会社も人手不足でしょうし、転勤できる人からすると、不公平感もありますからね。

大きな会社になる程、この転勤有無で給料に格差が開いてくると感じます。

もちろん家庭の事情で転勤できない従業員も多くいます。

しかし、大企業だとなかなか給与が上がらず、全国転勤可能な人とどんどん給与に差が開いていくことも少なからずあるのです。

会社での立場も、転勤不可の従業員は管理職になれなかったり、ある一定の立場以上の役職には就けないことまであるのです。

もしあなたが大手の企業で働いていて、

「大きな会社なのにあんまり良い給料もらってないな~」
「他の人より昇進が遅いな~」

と感じる場合にはこの待遇の差が大きいためかもしれません。

思い切って地元密着型の中小企業へ転職して、一から高級取りを目指すのもありかもしれませんね。

地元密着型の企業だと、県外への転勤はないため、転勤できるかどうかで給与に差が出ることはないでしょうし、昇進のための評価も従業員同士公平ですからね。



ABOUT ME
ホクホク
ホクホク
30代男性。長年工場で採用担当の仕事を経験し、その後、総務・経理・企画等、事務系の仕事は一通り経験する。 一番悪戦苦闘していた人材採用の実務経験を活かしてみんなにアドバイスできるブロガーになろうと鋭意努力中。
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