仕事、退職、転職

工場の求人で良く勘違いされる男女差別、年齢による差別と区別の違いを理解しよう

こんにちは。元工場採用担当をしていたホクホクです。

今回は工場において求人を出す時の悩みと、求職者にとっては勘違いしかねない点について説明していこうかと思います。

 

求人を出す時に、男女、年齢で指定できないから採用担当は困っている

求人票や求人広告を出す際には現在では男女の指定や年齢制限を指定できないようになっています。

「当たり前だろ!」

と感じる方がほとんどでしょう。性別や年齢で制限をかけて求人を出せると、明らかに差別に繋がるからです。

ひと昔前の求人だと、

「女性を雇用すると結婚して辞めるかもしれないし、産休、育休をとられると戦力として数えられないから、できれば男性の従業員を雇いたいな~」

とか

「高齢の人を雇うと、すぐに定年になって辞めていくから若手の従業員を雇用すれば長く働いてもらえるからその方が良いな~」

という考え方から求人の内容に「男性に限る」とか「30代以下に限る」といった求人が多く出ていました。

しかし、今ではそんな求人を出すと、性別や年齢における差別に繋がるため認められません。

確かにそれらの事象は差別に繋がると思うのですが、工場の仕事内容次第では男女や年齢を見て、差別ではなく区別しなければならないと思っています。

 

工場は力仕事メインの職場もあるため性別、年齢を制限したい時がある

例えば、25kgもの重量がある荷物を頻繁に運ぶような仕事内容だったら如何でしょうか?

会社としても、華奢な女性や足腰が弱くなってきているお年寄りにその仕事を任せるわけにはいきません。

もしそれで従業員が怪我でもしたら、それこそ労働災害として会社の評判がガタ落ちです。

私も求人票を出す時に

「重労働でも苦にならない方」

とか記載したりするのですが、求職している方のほとんどって、給料やらの待遇面を重視しているので、

「給料良いから多少の重労働でも我慢できるな~」

と、待遇重視で応募してくる方が多いです。

以前の記事で体力、力の必要な仕事は半年以内には慣れると書きましたが、あくまで男性向けの配属先、女性向けの配属先を考慮しての仕事内容を想定しています。

女性に25kg以上の荷物を運べ!と言ってもほとんどの方は最初は持てませんし、半年立ってようやく持てるようになるのは半数くらいです。

お年寄りも同じことが言えますよね。

極論、女性だろうと高齢者だろうと重い物が持てれば何も問題はありません。

ただ、持てる人が少ないというだけなのですが、なんとか求人広告の時点でミスマッチを少しでも防ぎたいというのが採用担当の想いなのです。

力仕事メインなのに、スリムな女性が重労働の求人に応募してきても会社側もなかなかどうして悩んでしまいます。

さらに選考の中で優秀な方であればあるほど心苦しいんですよね。

仕事内容がミスマッチとなると、非常に勿体ないけど不採用、という結果になってしまうのですから。

他に人が足りていない配属先があればそこで雇いたいのですが、なかなかそうタイミング良く人が足りていない部門ってないものなんですよ。

 

仕事内容があわない場合に年齢、性別による差別だと勘違いしないこと

皆さんに勘違いしてほしくないのは、仕事内容によってはどうしてもミスマッチを防ぐために不採用になることもあるということです。

会社の採用担当としては、求人広告に制限がかけれない分ミスマッチを防ぐためにハローワークや転職エージェント等で会社と求職者を仲介する担当者を頼りにしています。

仕事内容の詳細をお伝えし、合う人、合わない人を判断して、求職者にお伝えしてもらうようお願いしているのです。

ただ、それでも最終判断は求職者の方なので、どうしてもミスマッチが日々起こってしまうんですね。

皆さんが就職活動をする際、ハローワーク等であなたの専任の担当者が色々アドバイスをしてくれると思いますが、

 

「この企業は合わないかもしれませんね~」

 

と薦めてこない場合は本当に合わない企業の可能性が高いです

もしミスマッチにもかかわらず、応募されてきた場合は企業側も余剰人員を抱えるわけにはいかないため、どんなに優秀な人だろうと丁重にお断りすることとなります。

その際、会社側も嘘の理由をつきたくはないため、仕事内容があわないということを正直に説明します。

この時、性別や年齢から断られたと勘違いされる方が時々いらっしゃいます。

ハローワークの職員さんから後々聞いた話ですが

 

「力仕事だからという口実で断られた、私が女性だから・・・」

 

と、勘違いされている方も中にはいらっしゃったそうです。

その時はハローワーク側でフォローしてくださったようですが、こちらとしても、勘違いされるとやはり申し訳ない気持ちになりますよね。

求職者さんに、

「決してあなたの能力が低いわけではなかったんです、たまたま仕事内容が合わなかっただけで、本当は採用したかったんです」

ともっとキチンと伝えてあげればよかったなぁ、と私も後々後悔したりしたわけですよ。

ということで、もしあなたが面接時に「仕事が合わない」と言われた時にはきっぱり諦めましょう!

だって、あなたが悪いわけじゃないんですから!

転職先なんて、他にもたくさんあります。

悩む前に、どんどん色んな会社の応募して、もっと自分に合う仕事を探しちゃいましょう!

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ホクホク
ホクホク
30代男性。長年工場で採用担当の仕事を経験し、その後、総務・経理・企画等、事務系の仕事は一通り経験する。 一番悪戦苦闘していた人材採用の実務経験を活かしてみんなにアドバイスできるブロガーになろうと鋭意努力中。
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