待遇、労働環境

怪我や病気で長期休業する場合も心配ない。生命保険に入っていなくても健康保険から傷病手当金が出る!

こんにちは!ホクホクです。

本日はあまり皆さんが知らない健康保険の一つ、傷病手当金について取り上げようと思います。

私は人事系の仕事をしていたため、各種保険に関する制度についてある程度知っているのですが、他の方々はなかなかどんな制度があり、どんな時に手当や補助金が出るのかご存知ないかと思います。

とくに、傷病手当金は知っていないとすっっっごく損をします!

 

長く休業する時も安心な傷病手当金とは何か?

ちょっと重い病気にかかったり、家で骨折してしまってしばらく療養しなければならなくなった場合、

 

「やばい!働けないから給料がもらえない!」

 

と思ったことはありませんか?

私が人事担当だった時も、長期休業する予定の従業員から

 

「私、生命保険に入ってないんです・・・会社休んでる間に貯金なくなっちゃいます」

 

と不安の声が次々にあがっていたものです。

しかし皆さん!ご安心ください!こういう時のために健康保険というものが存在するのです!

皆さんが毎月給料から結構な金額引かれているあれです!

皆さんが病院に行った時に健康保険証を出せば治療費が安くなるあれです!

健康保険が適用されるのは病院へ行って治療する時だけではないんですよ。

傷病手当金について簡単に説明すると以下の通りです。

 

<傷病手当金とは>
業務外の怪我や病気で働くことができない場合に給与の2/3の金額を最長で1年6か月間支給される

 

という制度のことです。

えっ!?マジで!寝てるだけで給料の3分の2ももらえるのか!

寝てるだけでって・・・ちゃんと「就業できない」ってことを医師から診断されないとダメですから。

私もちょっと2、3か月傷心旅行に行ってこようと思うので、傷病手当金の申請お願いします!

旅行に行けるなら仕事できるだろ!でも、傷心と言われると微妙だな・・傷病手当申請できる場合も・・・

えっ!?ダメ元で言ったのにほんとに申請できるんですか!?

旅行に行ける元気があるならダメだけど、うつ病とか適応障害とか精神疾患の診断があって、長期に働けないと医師が判断したなら申請せざるを得ないな・・

やたーー!じゃあ私明日から傷心旅行に行ってきます!

だから旅行に行ける元気あるなら働けるだろ!

俺も行ってくるわ、傷心旅行・・・

先輩まで何言ってんすかーーー!

茶番はこれくらいにしておいて、このような制度があることを知らない方は驚かれたのではないでしょうか?

しかも、対象は身体的な怪我、病気だけではなく、精神的なものも含みます

キチンと医師が認めて診断書は頂かないといけませんが、この制度を知っているのと知らないのでは安心感が全く違いますよね。

この制度を知らないがために、いろんな種類の生命保険に契約してしまった、なんて話も良く聞きます。

生命保険の営業さんもみなさん自分の商品を契約して欲しいので、このような法的制度の説明はあまりしてくれないのです。

もしあなたが働けなくなったらどうするのですか!?と凄く不安を煽ってきます。

皆さんはキチンとこんな制度があるから、そこまで色々な保険には加入しない!
と、きっぱり断れるくらいの知識を付けると便利ですよ。

 

傷病手当金について会社の人が知らない場合はあなたが教えてあげよう

ほとんどの会社は、会社の人事担当の方が傷病手当金についての制度を知っていて、従業員が長期休業をとるタイミングで

 

「傷病手当金を申請しますか?」

 

と聞いてくれるはずです。

でも、会社の担当者が知らなかったらもちろん聞いてくれもしませんし、申請なんて絶対できません。

傷病手当金は会社から申請することになりますので、もしこの制度について何も言われない場合には、あなたから、

 

「傷病手当金申請したいんだけど・・・」

 

と言ってあげましょう。

ちなみに、傷病手当金が支給される条件は以下の通りです。

 

<傷病手当金の支給される条件>

  1. 仕事に就くことができないこと
  2. 業務外の怪我や病気であること
  3. 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けない時に支給される
  4. 休業した期間について給与の支払いがない場合に支給され

 

1 、2は分かると思いますが、3、4は若干ややこしいですね。

 

<3の解説>
3日間無給で休んだ日があり、4日目の休んだ日から傷病手当金が出るということです。

 

 

<4の解説>
会社を休んだ日を有給で消化してしまうと、会社から給料が支払われているため傷病手当金の対象期間となりません。会社を欠勤し、給料がない場合に対象になります。

中小企業では人事担当なんていないかもしれませんので、もしかしたらご存知ない場合もあるかもしれませんが、そうするとあなたが支給されるべきものをもらえなくなってしましますので、とりっぱぐれるリスクをあなた自身が抑えましょう!

 

まとめ:傷病手当金という制度があることをあなた自身が覚えておこう!

まずは傷病手当金という制度があるということをあなたが覚えていてください

どんな時に支給されるとか、どれくらいの金額が支給されるという詳しい情報は調べればいくらでも分かります。

一番良くないのは、会社を長期休業する場合にこの傷病手当金の存在を知らずに、自分の残っている有給休暇を使い切って、それ以降は無給で会社を休むことです。

この傷病手当金は最長1年6か月間支給されるため、もしあなたがフルタイムで働いているのであれば、少なくとも300万円はもらえるはずです。

この制度を知らないがために、300万円をとりっぱぐれることだけは絶対ないようにしましょう!

ちなみに、この制度を使うことが多い病気はうつ病や適応障害といった精神的なものの方が多い気がします。

仕事が原因でうつや適応障害になったのであれば労働災害となり、労災保険が適用されるのですが、精神的な疾患は、全部会社が原因です!と言い切れず、労働災害にならないことが多いのです。

 

皆さんの会社も、うつになった人は少なからずいるでしょ?

その時にすぐに会社が労災として認めていますか?

本当に形に残る証拠がないと労災にならないのが実情なんですね。

だからうつ病や適用障害になった時は大体この傷病手当金が使われるんです。

うつ病や適応障害に関する記事はこちらもご確認ください
「適応障害、うつ病になったらどうすれば良いか?今後の働き方について」

この傷病手当金が支給されている間は、転職するチャンスでもあります。

精神までやられたのに、もう同じ仕事なんて続けたくない!という方は専門のプロフェッショナルが転職のアドバイスをしてくれるサービスもありますので、是非利用してみましょう!

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ABOUT ME
ホクホク
ホクホク
30代男性。長年工場で採用担当の仕事を経験し、その後、総務・経理・企画等、事務系の仕事は一通り経験する。 一番悪戦苦闘していた人材採用の実務経験を活かしてみんなにアドバイスできるブロガーになろうと鋭意努力中。
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