こんにちは、ホクホクです。
今回は、退職したい!でも退職することを言いだす勇気がない!
という方のために、どのように退職したい気持ちを伝えれば良いか書いていきたいと思います。
私は元々工場で人事担当をしていたため、退職手続きをする本人だったことから、従業員から退職についての相談も良く受けていました。
一応人事担当だったので、「いやいや、考え直そうよ」と、止める側の立場でしたが、どのような理由であれば会社側が止めづらいのか、早く退職させてあげなければと感じるのかをお教えします。
別の記事でも退職に関して書いてますので参考にしてください
「退職を会社に言うまでに準備することまとめ」
目次
退職を誰に最初に言うかを考える
退職をどのように伝えるかを考える前にまずは
「誰に最初に伝えるか」
を良く考えましょう。
基本は直属の上司に言うべきだとは思うのですが、上司のタイプによって非常に面倒になる場合があります。
職場によってかなり変わりますが、入退社の可否を決める権限を持っている人に直接伝えた方がスムーズに話が進むはずです。
直属の上司があまり偉くない係長等だと、係長が課長に伝え課長が部長に伝えさらに部長が・・・
といつまでたっても話がまとまらないことがあります。
特に即戦力の人材が退職するとなれば上司自身が困ることになるため、必死に退職を止めようとしてくるでしょう。
係長が説得しに来て、次に課長も説得しに来て、さらに部長も・・・
キリがないですよね。
なので、退職に関しては最初からその是非を判断できる方に話をした方が早いでしょう。
中小企業であれば社長になるかもしれませんし、工場であれば工場長なのかもしれません。
先に権限の強い人に話をしておいて了承を得ておけば、その人よりも偉い方でなければ、退職を止めにきても全く問題ないですからね。
誰に何を言われようが、
「社長にはもう退職の承諾をもらっています」
と言えばいいんですから。
退職の理由を考える
肝心な退職の理由ですが、会社が納得してくれるキチンとした理由がない限り、正直に打ち明けるのはやめましょう。
退職の手続き来る人が良く言っていた理由が、
- 人間関係に疲れた
- 嫌いな人がいる
- 上司が厳しくて耐えられない
- 仕事の内容がしんどい
というような、自分自身の精神的な問題を理由としている方がほとんどでした。
このような理由だと、退職することに会社が了承しても、結局ダラダラと退職する期限を延ばされることが多いです。
なぜなら今は人手不足の時代です。転職活動は上手くいくと思いますが、逆に退職をする方が難しいかもしれません。
「代わりの人材がなかなか雇用できないから、もう2,3か月だけ働いて!」
なんて、本当に良く聞くセリフです。まぁ私が人事の時に言っていたんですが・・
従って、あなたの仕事を続けたくない!という気持ちを退職の理由とするのはNGです。
そして、説得できる理由にするのであれば期限付きの理由が良いですね。
説得力のある理由の事例としては以下の通りです
- キャリアアップをしたい(転職活動していればなお良い)
- 既に転職が決まっている(いつから来て欲しいという日時まであればなお良い)
- 病気となり、治療が必要
- 親族の介護のためにもっと自由な働き方ができる会社に転職したい
この理由の中で、最も早く辞められるのは既に転職先が決まっている場合でしょう。
転職先で働く日時が決まっていれば今の勤務先もそれに合わせてスケジューリングするしかありません。
ただし、
「来週から次の就業先に出社します」
のような無茶を言ってはいけません。
今勤めている会社もそれなりの準備が必要なので、トラブルになりかねません。
せめて、次の会社への入社は1か月~2か月先でお願いしておきましょう。
1か月~2か月程余裕があれば今の勤務先も断れないはずです。
ちなみに、転職先が決まっていなくても、転職活動をしていることを伝えればそこそこ説得力があります。
キャリアアップ、収入アップを目標としていることを会社に言えば分かってもらえるはずです。
ただ、実際には転職活動をしていないのに、していると嘘をついてはいけません。
私のように人事の仕事をしている人ならばすぐに嘘かどうか見破れます。
仕事が忙しいと、ハローワークに通ったりするのは難しいですが、転職サイトにはいつでも登録できます。
採用面接等も、あなたの都合に合わせてくれる場合もあるので、どんどん応募してみれば良いと思います。
残りの説得力のある退職理由として挙げた事例のうち、親族の介護は本当に介護が必要な方がいなければ難しい理由なので、使えるとすれば、自分自身が病気になってしまったという理由です。
「いや、自分病気じゃないし!」と思われるかもしれませんが、会社をどうしても嫌だから退職したい!と強く思っているほど方精神的に疾患を抱えているケースもがいです。
精神科を受診すると「適応障害」とか「うつ」という診断結果が出る可能性が高いです。
そこで診断書をもらって会社に書類を持っていくと、会社を説得する材料としては十分ですね。
どうしても辞めさせてくれない時のみの最終手段。退職代行サービスを利用する。
上記の理由を言っても全く退職させてくれない時には最後の手段として「退職代行サービス」というものもあります。
あなたの代わりに代行して会社に退職したいことを伝えてくれるサービスなのですが、これは本当に最後の手段にしてください。
会社からすると、従業員が急に来なくなって、別の第三者が電話してきて、いきなり退職することを伝えられるのです。
あなたの同僚がそんなことをしたら普通怒りますよね。
なので、このサービスを利用するのは、経営者が頑固でどうしても辞めさせてくれない等、会社に非がある場合にしましょう。
あなたは会社に対して退職の交渉をしたけど、会社が全く認めてくれなかった!ということが言えますからね。
退職代行サービスへの申し込みはこちらから
まとめ:本来退職は悪いことではない、今は転職に有利な時代なので積極的になろう
日本ではまだ終身雇用制度が根付いているため、退職は良くないことと思われがちです。
しかし、海外では転職することはキャリアアップに繋がるという認識なので、何度も転職することは普通なのです。
さらに今は人手不足の時代です。
非常に転職しやすいタイミングなのです。
転職するためにはまずは退職という難関を乗り越えなければなりませんが、それさえ乗り越えれば、新たな道が開かれます。
転職先の仕事が合わなければ、もう一度転職すれば良いのです。
チャンスは一度ではないので、自分合った職業へ転職してホクホクな人生を目指しましょう!
お薦めな転職サイトや転職エージェントを以下に記載しておきます。
お薦め転職サイト:あなた自身の市場価値を評価し、その結果に基づいて様々な企業からオファーもきてモチベーションが続保てるのでミイダスがお薦めです。
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