仕事を頑張れば頑張るほど大きなストレスがかかってきます。
趣味の延長線上のような余程楽しい仕事だったり、周囲との人間関係が超絶に良好でないと仕事をする上では必ずストレスがかかってくるものです。
そして、ストレスによる負荷は時に体に異常を生じさせることがあります。
私も過去に実体験しています。私の場合、咳が止まらなくなりました。
過去、非常にストレスを感じる部署で仕事をしていたのですが、その時に熱もないのに咳が出続けたのです。
とにかく何をやっても叱られる、怒られる・・・それを気にしてさらに失敗を繰り返すような酷い状況だったので、体調への影響が咳で済んでまだマシだったかもしれませんが・・・
あの頃は常に喉に違和感があり、イガイガしていて、何かと咳が出ていました。
このような心因性のせきに悩まされている人も結構いるのではないでしょうか?
咳が止まらないとなかなかつらいんですよね。
咳が続きすぎて嗚咽交じりになってきたりして気持ち悪くなってきますし、周りからの目も気になってきます。
周りからの目を気にしだすとさらにストレスになってくるという悪循環です。
こんな時にはどのような対象方法をとるべきなのか私の実体験も交えながら考えてみたいと思います。
対処方法①:病院へ行って医者に薬をもらう
まずは誰でも病院に行こうと思いつくでしょう。
もちろんまずは私も病院(内科)に行きました。
医者に診てもらったところ、常に咳をしているため喉は腫れていたそうです。
薬をもらって服用してみると、薬を飲んで少しの間は咳が少し収まるのですが、数日後にはすぐにまた元通り咳が出てきてしまいました。
薬を飲んですぐは喉の腫れも収まるため、痛みがなくなるのと薬を服用したという気持ちから精神が安定して咳が収まったようです。
しかし、結局毎日職場へ行くことから仕事でストレスが与えられるため、再び精神的に不安定になって咳が再発するのではないかとお医者さんも言っていました。
咳の原因がウイルスなどではなく、ストレスが原因なのであれば、抗うつ薬や抗不安薬の方が効き目あるとのことでした。
私の場合は精神科にいく前に咳が収まったのですが、大きなストレスを受ける状況が長く続くのであれば精神科に通って薬をもらう方が効果がありそうですね。
対象方法②:今の職場から離れるために異動の希望を出す
仕事がストレスの原因になっている場合は、ほとんどの場合、異動さえできれば状況は一変します。
仕事で関わる周囲の人々が大きく変わることがあなたの状況、気持ちを一新させてくれるのです。
これにより、体に生じている不調も改善します。
どんな仕事であろうと、ウマが合わない上司や同僚と一緒に仕事をしていると、優秀な人でもイマイチ仕事が上手くいかない時があります。
人間関係の悪さから業務の調整もしづらいでしょうし、上司から叱られたりするとそれが尾を引いてさらなる失敗を引き起こしたりします。
失敗が失敗を引き起こすことはとてもよくあります。
一度負のスパイラルに入り込んでしまうと、いくら今の職場で頑張ったところでうまくいかないのです。
誰でもこの状況に陥ることはあります。
その場合は、今の職場、部署でどう頑張るかよりも、どうやって今の職場、部署を抜け出すかを考えて実行した方が何倍も楽ですし、状況さえ変わればほぼ確実に状況は好転します。
私の場合も異動することで負のスパイラルを抜け出しました。
私の会社には異動届などの制度がなかったため、上司のさらに上司(部長)に異動させてほしいとコソッと言ったことがあります。
その頃の直属の上司とはウマが合わなかったことは部長も見ていて分かったのでしょう。
しばらくして私は部署が異動になりました。
異動になってからは咳も止まり、体調がみるみる回復していきましたね。
このように異動を考えてくれる会社であれば良いのですが、異動なんてさせてくれなかったり、そもそも異動できるだけの大きな会社ではない可能性もあります。
その場合には次の手段をとるしかないでしょう。
対処方法③:別の会社へ転職をする
今考えると、この方法が最も楽で、最も早く手が打てる手段でしょう。
転職活動はすぐに始められるし、転職先さえ決まってしまえば、今の会社はいつでも辞めることが出来るのです。
次の就職先さえ決定すれば、ストレスを与えてくる今の職場なんている意味はないですからね。
今はどこも人手不足なので、就業先を見つけるだけであれば意外とすぐに見つかるはずです。
今の仕事のストレスが大きすぎるようであれば、とりあえず次の職場を見つけてすぐに転職するのもありですね。
ただ、スピードだけを意識して転職活動をすると給与水準は下がってしまうかもしれません。
出来れば、今の給与以上の転職先を見つけてから
とストレスを与えてくる上司や同僚に対して胸を張って捨てセリフを残しつつ退職したいですよね。
給与が下がる転職先だと、なんだか負けた気分になってしまいますからね。
ただ、給与のアップだけがキャリアアップとは限りません。
今よりも専門的な仕事、高度な仕事を任されたり、福利厚生制度が充実した会社に転職するなど、何かしら今の会社、仕事、待遇よりも優れていることがあれば良いのです。
今の職よりも転職先が優れている点があれば、そのことを理由に堂々と退職できるはずです。
あなたにストレスを与えていた自分を見返すことにもなりますし、体調も回復するという、いいことづくしですね。
まとめ
咳が止まらなくなった時の3つの対処法をまとめると以下のような感じです。
- 病院へ行く
⇒即効性はなく、今の職場でストレスを与える原因をあなたが取り除かねば根本解決はできない。 - 異動の希望を出す
⇒いつ異動になるかは運頼み。すぐに異動になれば状況は改善する。 - 転職する
⇒自分の頑張り次第ですぐに状況を変えることができる。
結局、今すぐにストレス起因の咳を治したいのであれば、あなたが自分自身で置かれている状況を変えるしかないのです。
病院へ行って薬をもらっても一時的に咳が収まるだけで、すぐに再発します。病院に通い続けてもあなたの状況は良くならないため、お薦めできません。
すぐに異動できそうな会社であれば異動を希望することが最善の手段でしょう。
私も運よく異動となったことで状況が好転しました。
次の部署では本当に人間関係も良く、仕事も順調だったため、すぐに咳も出なくなり、体調が回復しました。
もし異動の希望がなかなか叶わない会社であれば思い切って転職をするのが良いと思います。
あまりにも給料が下がる転職はお薦めできませんが、今と同じくらいの給料をもらえる就業先さえ見つかれば、今以上に状況が悪くなることはないはずなのです。
もし今よりも仕事がキツいのであればもう一度転職すれば良いだけです。
常に咳が出るくらいまでストレスを我慢して仕事をしているような責任感の強い人であれば、思い切って転職するくらいが丁度良いと思います。
体調不良を起こすくらいまで我慢をする人なので、転職も我慢してしまう人が多いのですが、そうするとどんどん状況は悪くなるばかりです。
責任感が強い人ほど「自分が悪い/仕事ができないから会社に迷惑をかけている」などと考えがちですが、そんなことはありません。
あなたが精いっぱい頑張っても評価されない時はあるのです。
無駄なストレスを抱えながら仕事を続けるのであれば、転職をして状況を好転させましょう!
なお、このサイトでは色々な転職支援サービスを紹介しているため、もしあなたが転職に踏み切るのであればきっとお役に立てるはずです。