世の中には色々な職場はありますが、明らかにコンプライアンス違反しているのに、それを正当化しようとしてくる会社もあります。
時代遅れの会社は本来あってはならないですが、まだまだ多いのは事実です。
あなたの会社はどうでしょうか?
時代の波に乗れずにまだ法令に違反するような業務命令などを出しているブラックな会社もあるのではないでしょうか。
そんなブラック企業は日頃からの法令違反、つまりコンプライアンス違反をどのように正当化しているのかご説明していきます。
ただ、どんなに正当化したところで法令違反には間違いありません。
よくあるコンプライアンス違反
ブラックな会社がよく行うコンプラ違反は以下のようなことがあります。
<よくある法令違反>
- 長時間残業やサービス残業が当たり前
- 休日出勤が当たり前
- セクハラを伴う言動が日常茶飯事
- パワハラを伴う言動が日常茶飯事
このようなことが日常的に当たり前のように行われている会社はブラック企業です。
コンプラ違反になるような業務命令を当たり前のようにしてきます。
そして、従業員に言うことを聞かせて会社の都合の良いように働かせようとしてきます。
そんなブラックな会社、上司は言い訳をして、従業員を納得させようとしてくるのです。
セクハラ、パワハラをする上司の言い訳
セクハラやパワハラをする上司や先輩達は決まって
という風に言い訳してきます。
過去自分が同じような目にあったからといって、それを部下にしていいなんてことは決してないんですけどね。
自分がやられて嫌なことは他人に同じことをしてはいけないなんて、小学生、中学生の子供でも知っています。
しかし、それが出来ていない大人は非常に多いのです。
特に、時代の流れに合わせて考え方を変えることができない人が会社を経営してしまうと、パワハラやセクハラが当たり前に存在する会社になってしまいます。
あなたの会社の経営者はどんな人でしょうか?
もしあなたの会社の社長や役員が当たり前にように女子社員の体を触ったり、部下に怒声をあげたりするような人ばかりなら要注意です。
セクハラ、パワハラをしても全く問題ない職場環境になっているおそれがあります。
そんな職場で働き続けるのはかなりつらいのではないでしょうか?
長時間残業やサービス残業をさせる上司の言い訳
長時間の残業やサービス残業を指示してくる会社は大体あなたの出世をほのめかします。
などと言われて無理やりにでも、やりたくもない長時間の残業をさせられたり、退勤のタイムカードを押した後で無給で働かされたりします。
特にサービス残業に関しては会社として業務命令したのではなく、
と、無理やりな言い訳をしているところもあるでしょう。
出世や給与の昇給などを餌にしてサービス残業させるなんて、法的には完全にアウトなんですけどね。
まだまだ無給で働いたり、長時間の残業が評価されているような時代遅れの会社はたくさんあります。
そりゃあ会社からすると、無駄に給料を払いたくないのでサービス残業してくれるような従業員がいれば、手放したくないでしょう。
ただ、会社の都合よく働いてくれる従業員ばかりを出世させている会社は優秀な人が少ない傾向にあります。
なぜなら、優秀な人は残業をしないよう自分の業務を工夫して終わらせることでなんとか定時で帰宅できるように段取ります。
優秀人ほど無駄な残業は全くしないんですね。
優秀な人材であればあるほど早く帰れるのです。
それなのに働いている時間が多ければ多いほど評価してしまうと、結果的に無能な人材ばかりが評価されてしまうことになりかねません。
毎日のサービス残業が当たり前になっている会社なんて優秀な人であればさっさと転職してしまうでしょうしね。
サービス残業をすることで自分がどれだけ損をしているかが分かるからです。
優秀な人は転職も簡単にできてしまうので、待遇が悪い会社はさっさと見切りをつけてしまうことも多いです。
あなたも長時間残業やサービス残業が評価されるような職場に勤めているのであれば、さっさと見切りをつけて転職することをおすすめします。
長時間残業やサービス残業が常態化している会社なんて、大体基本給が低いことが多いので、転職したらかなりの確率で給与の底上げが期待できるはずです。
まとめ
コンプライアンス違反が常態化している会社もまだまだありますが、そんな会社に勤めているという自覚のある人は転職も検討すべきでしょう。
ただ、経営者がコンプライアンス違反を是としていないのに、自分の職場だけコンプライアンス違反があるというのなら改善の可能性はあります。
あなたの上司だけが間違った考え方をしているのならば、それを経営者にチクれば良いのです。
あなたの評価は上がり、あなたの上司の評価はガクッと下がることでしょう。