あなたの会社、職場における離職率はどれくらいでしょうか?
という職場もあれば
というところもあるでしょう。
どんどん従業員が入れ替わる職場に勤めている人は要注意です。
それが当たり前になっていて何も感じなくなっているかもしれませんが、特別な理由がない限り離職率が高い職場は相当ブラックです。
退職理由によってはあなた自身もすぐに今の会社を辞めて転職した方が良いと言えます。
それではその理由をご説明していきます。
目次
退職理由が人間関係ではない場合が一番まずい
会社を退職する理由はほとんどの場合が人間関係によるものです。
会社の中でも近しい誰かとコミュニケーションが上手くいっていないと毎日が辛い日々となりそれが会社を辞める直接の原因になります。
あなたの職場どうでしょうか?
周囲の同僚が次々辞めるけど、その理由がイマイチ分からないという場合は要注意です。
なぜなら、あなたの会社の待遇が悪い場合があるからです。
特に、あなたに転職経験がなく、今の会社しか経験したことがないのならなおさら注意が必要です。
転職経験がある他の同僚は今の会社の待遇の悪さが分かってしまうため、すぐに転職活動を始めてしまいます。
対して、転職経験がない人は今の会社の待遇、つまり給与水準や福利厚生制度が普通だと思い込み、それに満足してずっと働き続けてしまうのです。
結果、とても損をしているのです。
他の一般的な会社に勤めていた時と今勤めている会社の待遇の差だけで年間の手取り金額なんて数百万円は簡単に変わってきます。
基本給だけでなく、どんな福利厚生制度があるか、キチンと法定の残業は出ているかなどで年収額はすごく変わるのです。
あなたは他の会社に比べて基本給が低い、福利厚生制度が整っていない、職場環境が悪い職場で働き続けている可能性があるのです。
サービス残業が一番損!超勤手当はキチンと出ている?
待遇の中でもらえる給料に差が出てくる原因として大きいのがサービス残業です。
会社を退職する理由としてもサービス残業の常態化は十分な理由となります。
むしろサービス残業が当たり前になっている会社には長く勤めてはいけません。
サービス残業が当たり前になっているとそれが普通のように感じてしまいますが、本来そんなことは絶対にあってはいけないのです。
そもそもサービス残業は法律違反です。
しかし
という人はとても多いです。
毎日1~2時間サービス残業するだけで年間どれくらい損しているか計算したことはありますか?
単純計算すると
1日時給1,200円の仕事で2時間サービス残業、月に22日働くとすると
1,200×2H×22日×12=633,600円
年間60万円以上も損していることとなります。
かるく給料2か月分くらいは損してそうですね・・・
本当にブラックな職場だと、1日に3時間以上差サービス残業させられるところもあると思います。
1日3時間だと年間100万円以上も損をするということです。
なお、管理職の人は残業代はもらえませんが、管理職でも月給が20万円代~30万円代の人は要注意です。
管理職に昇進させて毎日何時間も残業させることで管理職になる前よりも安月給で働かされている可能性があります。
毎日深夜まで残業があるような仕事だと、月給30万円で残業代が出ないよりも月給20万円で残業代が出るのとは最終的にもらえる手取りはそこまで変わらなかったりします。
残業代が出るのと出ないのでは年収に大きな差が出ると思ってください。
家賃や交通費はキチンと出ている?
福利厚生制度が整っているかどうかも従業員にとっては重要な指標となります。
福利厚生制度が全くないからという理由で転職活動を始める人も多いです。
交通費は出るけど上限がとても低かったり、家賃が全くでない会社だと相当キツイです。
とくに都会になればなるほど家賃や交通費が高くなるため、これらの手当が出るか出ないかは重要となります。
という状況に陥ってしまうのです。
基本給は相場くらいもらえてる?あなたの相場年収を調べてみる
あなたの今の給料が他の会社に比べて高いか低いかなんてなかなか分かりませんよね?
あなたの同僚がどんどん転職していくのであれば、他の同業他社に比べてもらえている給料がかなり低い可能性もあります。
今のあなたの経験、スキルがあればもしかしたら他の同業他社に転職するだけで年収が一気に上がるかもしれません。
そうなると
という疑問が湧きますよね。
実は無料で利用できる転職サイトを利用するだけであなた自身の市場価値(年収相場)を計算してくれる機能が付いているところがあります。
市場価値算出ツールが付いている転職サイトの中でもおすすめなのが「ミイダス」や「リクナビネクスト」です。
どちらも必要な情報を入力するだけであなたが今のキャリア、スキル、資格、役職などからどれくらいの給料がもらえそうか簡単に計算してくれます。
しかも、どちらの転職サイトもスカウト機能が付いているためそのまま放置していると、思わぬ高待遇の企業からお誘いがあるかもしれません。
私も登録していましたが、場所さえ限定しなければ現職よりも年収が数百万円高い求人から誘いがくることも珍しくありませんでした。
転職エージェントに相談してみる
転職後にもらえる給与は掲載されている求人内容を見れば分かります。
しかし、どんな待遇、福利厚生制度があるのかはなかなか求人内容からは判断できません。
なので、あなたの今の会社が他の会社と比べて良い待遇なのかどうか判断するのは難しいかもしれません。
そんな時には転職エージェントに登録して相談してみるのが良いと思います。
転職エージェントは転職活動のプロであるキャリアアドバイザーが付いてくれて、求人の紹介や選考活動のサポートなど転職活動を全面的に支援してくれるサービスです。
転職するかどうかを悩んでいる場合にも相談にのってくれます。
今の会社の待遇の良し悪しが分からず不安なのであれば転職すべきかどうかも相談に乗ってもらえます。
キャリアアドバイザーは色々な会社の内情を知っているため、あなたの会社の待遇が良いか悪いかなんとなく分かると思います。
転職エージェントも基本無料で利用できるため、今の会社で同僚がどんどん辞めてちょっとでも不安に感じているのなら相談してみるのもおすすめです。
まとめ
あなたの周囲の同僚がどんどん退職、転職していくのであればまずは自分の会社の待遇が他社に比べて良いか悪いか分析してみましょう。
<今の会社の現状を把握するための流れ>
- サービス残業の有無や福利厚生制度を確認、整理してみる
↓ - 転職サイト「ミイダス」や「リクナビネクスト」で自分の年収相場を出して今の給料と比較
↓ - 転職エージェントのキャリアアドバイザーに今の待遇の良し悪しを聞いてみる
この流れで今勤めている会社を分析してみると実はすごく悪い環境で働いていることが明らかになるかもしれませんよ。