待遇、労働環境

【年間数百万の損】仕事のサービス残業が当たり前と感じてはいけない理由

あなたの会社はキチンと残業代が支払われていますか?

もしかすると毎日サービス残業が当たり前になっていて、

あなた
あなた
残業代なんて1円も支払われてないよ

なんてことはありませんか?

確かに初めて働いた会社で周囲の人も全員当たり前のようにサービス残業をしていれば

あなた
あなた
働くってこういうことなんだな

と感じてしまうかもしれません。

しかし、サービス残業が当たり前だとは思わないでください。

毎日サービス残業をすることであなたは1年間に数百万円程度のもらえるはずの賃金をドブに捨てているようなものです。

あなたの会社に中途採用の人がきたら、すぐに辞めていったりしていませんか?

サービス残業がどれだけ損しているかということを考えるとすぐにでも会社を辞めていくことは正解なのです。

サービス残業が当たり前と感じてはいけない理由

会社のためだからとサービス残業をすることが当たり前になっていると、自分が一体どれくらいの金額損をしているかを意識できなくなっているはずです。

あなたが今働いている給与、残業時間で本来もらえるべき残業代をもらうと一体いくらになるか考えてみましょう。

サービス残業をすることで年間どれくらい損をしているのか

サービス残業が当たり前になっている会社は残業時間も多いのではないでしょうか。

あなたは毎日どれくらい残業をしていますか?

簡単に時給、残業時間を以下の表で計算してみました。

1か月22日働いたとして計算をしています。

時給1,000円時給1,200円時給1,500円時給1,800円時給2,000円 時給2,500円時給3,000円
1時間/日330,000396,000495,000594,000660,000825,000990,000
2時間/日660,000792,000990,0001,188,0001,320,0001,650,0001,980,000
3時間/日990,0001,188,0001,485,0001,782,0001,980,0002,475,0002,970,000
4時間/日1,320,0001,584,0001,980,0002,376,0002,640,0003,300,0003,960,000
5時間/日1,650,0001,980,0002,475,0002,970,0003,300,0004,125,0004,950,000
6時間/日1,980,0002,376,0002,970,0003,564,0003,960,0004,950,0005,940,000
7時間/日2,310,0002,772,0003,465,0004,158,0004,620,0005,775,0006,930,000

あなたはどこに当てはまるでしょうか?

すごく簡単な表にはなりますが、

ちなみに、あなたが月給制の場合、残業代を計算する元となる時給は以下の計算式で求められます。

月給 ÷ (1日の所定労働時間 × 1か月の勤務日数)

想像以上に大きな金額になりませんか?

1日2時間だけ残業したとしても、時給1,500円の人だと年間で100万円も損していることになります。

仕事が忙しくて毎日夜遅くまで働いている人はそんなもんじゃ収まりません。

定時18時の人が毎日24時まで働いていて全てサービス残業であれば毎日6時間サービス残業をしているため新入社員のような時給1,000円の人でも年間200万円損していることとなります。

自分が損している金額を実際に計算してみると

あなた
あなた
いやいや、めちゃくちゃ勿体ないことしてるじゃん!

と実感できませんか?

今までのサービス残業分の賃金は取り戻せないの?

サービス残業で自分が損している金額を見て、

あなた
あなた
今までの分の残業代払ってもらいたい!

と思いませんでしたか?

結論としては、サービス残業分の賃金を取り戻すことは可能です。

ただし、未払賃金には時効があるため、過去3年分までしか請求できません。

とはいえ、3年間もらえていなかった残業代が返ってくるのだからもの凄い金額になるはずです。

サービス残業分の賃金を取り戻すための方法として以下の2つについて解説していきます。

  • 労働基準監督署へ相談する
  • 弁護士に相談する(退職代行サービスの利用がおすすめ)

労働基準監督署へ相談する

労働基準監督署とは、各企業がキチンと労働関係の法令を守って運用しているかを監督する機関です。

なので、あなたの会社が残業代を払っていないということを報告すると、労働基準監督署が調査にきてくれます。

ただし、労働基準監督署にチクるにはあなたが残業をしていたという証拠が必要です。

夜遅くにメールのやりとりをしているなど、本当は夜遅くまで働いているのに残業代が払われていないということを証明してください。

弁護士に相談する(退職代行サービスの利用がおすすめ)

個人的には労働基準監督署にチクるよりこちらの方がおすすめです。

サービス残業を払ってくれない会社なんかすぐに退職すべきです。

弁護士が運営している退職代行サービスを利用すれば未払分の残業代の請求と退職の代行まであわせて引き受けてくれます。

退職代行に数万円の費用はかかるものの、今までの未払賃金分の請求には追加料金は発生せずに利用できるところがほとんどです。

数万円の費用を払うだけで何百万円もの残業代が返還されることに加えて、ブラック企業を簡単に辞めることが出来てしまうのです。

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残業代がキチンと支払われるホワイトな会社へ転職する

サービス残業が当たり前になっている会社から晴れて退職できたら、次に待っているのは転職活動です。

しかし

あなた
あなた
また次の就業先でもサービス残業させられないか不安

と感じてしまうのではないでしょうか?

確かに、一般的な転職サイトなどを利用すると求人の内容だけを見ながらあなたが自身で転職先を探さなければならないため、応募先企業について詳しく分かりません。

入社してみたらとんでもないブラック企業だったということになるかもしれません。

そういった失敗をしないためには転職エージェントを利用するのが良いでしょう。

転職エージェントなら、あなた専属に転職活動をサポートしてくれるキャリアアドバイザーが付いてくれます。

アドバイザーがあなたの希望に合わせて求人を紹介してくれるため、サービス残業をさせてくるような企業は避けて紹介してくれるのです。

そもそも、サービス残業をさせているような会社の求人は扱っていない転職エージェントがほとんどです。

事前に求人を掲載する企業を訪問したり、インタビューしたりして優良な企業かどうかをチェックしていたりするからです。

転職エージェントでは転職のプロが終始サポートしてくれるため、転職活動自体も楽することができてとても便利なサービスなのです。

しかも完全無料なので、利用しないと逆に勿体ないですね。

まとめ

サービス残業が当たり前になっている会社はすぐにでも退職して、キチンと残業代を支払ってくれるホワイト企業へ転職しましょう。

退職する際には今までの残業代を捨ててしまうのではなく、過去3年分なら請求することが出来るので、少なくとも3年間分の残業代は取り戻してください。

あなたが働いているのは会社のためではないはずです。

自分のために働いているはずなのです。

働いた分の見返りである給料はしっかりと全額もらいましょう。

また、転職する際には同じようなサービス残業をさせる企業を避けるために転職エージェントを利用するようにしてください。

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ホクホク
ホクホク
30代男性。採用担当の仕事を経験し、転職サイトや転職エージェントともやりとりをしてきた。自身も転職活動経験済み。その後、総務・経理・企画等、事務系の仕事は一通り経験する。楽して稼ぎたいという気持ちと、身近な友人や同僚が仕事の精神的苦痛で自殺してしまったショックから、少しでも仕事に悩む人を救いたいという両極端な気持ちからブログを始めた。

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