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今の仕事における経験が他社に通用するのか考えてみよう
あなたは会社で働いている時に、自己成長を感じられていますか?
「いやぁ、毎日ルーチンワークで全然成長できないないぁ」
という方は今後もっと成長できるような働き方に変えなければならないのはもちろんですが、
「私は大丈夫!毎日色々な事を経験して知識やスキルを蓄積している!」
という方でも、その経験が本当に意味のある経験、知識なのかどうか一度振り返って考えてみましょう。
もし他社へ転職したとして、今在籍している会社で習得した知識、スキルが役立つのであれば、それは間違いなく意味のある経験、成長です。
しかし、他社では使えそうもないなぁ、と感じてしまった方は、同じ会社でしか役に立たないスキル、経験です。
同じ会社で定年まで勤められるのであればもちろんずっと役立つとは思いますが、いつ会社が倒産するかもしれませんし、あなた自身、転職をしなければならない状況になってしまうかもしれません。
では、どのようして他社でも通用する知識やスキルを身に付けるのか、何が役立つのかを書いていきたいと思います。
全ての会社で必要になる売上、利益等といった損益、会計の知識を習得しよう
どこの会社でも役職がついたり、ある程度の立場になれば、絶対に関わらなければならないのが損益関連の話です。
今年は前年に比べて売上がよくなっただの悪くなっただの、さらに経費がかかって利益が悪くなっただのどうの・・・
必ずこのような話しに加わらなければなりません。
偉くなればなるほど、会社の損益と言われる、たくさんの数字に悩まされるのです。
私が過去工場で働いていた時には、この会社が儲かったかどうか、目標の利益を稼げたかどうかは管理職のような偉い方々だけではなく、工場現場の全従業員に伝えていました。
もちろん従業員のほとんどはこういった損益について普段から携わらないため、あまり詳しくないのですが、それでも会社が今儲かっているのか、それとも儲からず良くない状況なのかをみんな理解していました。
単純に儲かっていれば自分のボーナスが多くなるし、儲かっていなければ少なくなるので詳しい数字の理解はできなくても、興味は持ってくれるんですよね。
工場現場の従業員でも数字に関わる機会があるのですから、皆さんも少なからず、損益の情報は共有されているはずです。
「いや、全く知らん!」
という方は、おそらく会社の利益、成績を示している数字の意味や重要性をあまり意識していないのだと思われます。
確かに、なかなか情報共有をしてくれない上司や先輩もたくさんいるのですが、会社として大事な指標なので、従業員に情報共有するためにしれっとその辺の壁に貼ってたりするかもしれません。
明日から少しだけ数字を意識してみてください。
そして、数字がたくさん書いてある損益関連の書類を見つけたら、少しずつでも良いので理解できるようにしていきましょう。
書類に書いてある用語はググれば出てくるものがほとんどのはずです。
「売上高」とは何か、「利益」と何が違うのか。利益と一言で言っても、「粗利益」「営業利益」「経常利益」等たくさん種類もあるため、それぞれ何を意味しているのか・・・
分からない用語はどんどん調べていくことで、偉い方とも対等に話ができるようになってきます。
そして、横で上司が会社の利益に関する話をしている時に今会社が良い状況なのか、逆に悪いのかも分かるようになってくるんです。
数字を意識しながら働いて、損益関連の書類を見た時に自身の勤めている会社の状況が良いか悪いかを判断できるようになれば、そこそこ身になったと思って良いでしょう。
もし転職することになっても、その知識はどこの会社でも通用するはずです。
面接を行う際、わざ転職元の会社の業績について質問してくる面接官もいます。
そこでサラッと答えることができれば、評価はかなり上がります!
収入アップを狙うのならばどうしても管理職のように偉くならなければならず、そのために必須なのが基本的な損益分析、会計知識なので、多少なりとも知識があることを面接でアピールできれば、管理職候補として採用してくれるかもしれませんね。
法的な知識を習得しよう
簡単に法的な知識、と書いてしまいまいたが、法律は非常に幅広く、この法的な知識をマスターできれば、弁護士にだってなれます。
それではあまりにもハードルが高いので、まずは今あなたが従事している仕事内容にかかわる部分の法律を学びましょう。
私も過去人事に在籍している時は労務管理の知識を学ぶために社会保険労務士資格の勉強をしていましたし、経理に在籍している時には簿記等の会計関連の資格を勉強していました。
資格を学べば必然的に関連する法律を学べるため、他社に通用する知識も学べるし、資格が取得できれば努力したことを会社にアピールできるし、一石二鳥なんですね。
たまに、資格を取っても業務に役立たないと言っている人もいますが、絶対にそんなことはありません。
自分が関わる業務と異なる範囲も勉強しなければならないため、業務上役立たないと感じてしまいますが、将来どこへ異動になるか、もしくは転職するか分かりません。
その時に習得しているのが、今仕事をしている範囲だけだと、全く役立たないのです。
異動先、転職先では業務を任される範囲もきっと違います。今の業務よりももっと広い範囲の仕事を任された時には、知識がなく、対応できなくなってしまうのです。
資格を取得できるくらいの全般的な知識がないと、他社では通用しないということですね。
資格に焦点をあてましたが、もちろん実務も大事です。
資格だけ取得していても、実務経験が全くないと、いざ実務を行おう!と思っても何をしていいかさっぱりわからないでしょう。
だからこそ、今あなたが実務でしていることに関係する資格を取得することが最も価値のある知識、スキルになるんです。
どこの会社に行っても、実務はできるし知識もあるので、最低限法律上守らなければならないことを遵守しながら仕事をできるのです。
自己成長のために、家に帰ってから、もしくは通勤中にも学びたい!という方にはネット上で講義を受けるEラーニングがお薦めです。
実際にどこかの外部研修に申し込んでを受講すると、1講義数万円かかってしまいます。
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ロジカルシンキング、ファシリテーションスキル等の技能を訓練しよう
ロジカルシンキングやファシリテーション技能に優れている人は非常に重宝されます。
<ロジカルシンキング>
物事を論理的に考えることにより、複雑なことも整理して理解することができ、他者へ話をする時にも論理的に話すことで説得力ある提案、相手の意見を覆すような討論をすることができるスキル
<ファシリテーション>
会議等の打ち合わせでスムーズに、より生産性のある話ができるように出席者に発言を促し、発言をまとめて整理したり、チームワークを高めていくためのスキル。
これらは経験してどんどん上達していくスキルです。
知識ではありませんが、特に大勢の人が集まって会議をする場では、これらのスキルに長けた人はすごい存在感を放ちます。
知識がたくさんあっても、それをうまく伝えられないと、なかなか評価もされずらいので、自分の知識、他人の意見をまとめて発言できる人はすごく評価されます。
特に、ファシリテーションスキルを持っている日本人は少ないため、ファシリテーターとして訓練を日々行うことで、どこの企業でも通用する人材になれます。
膨大な知識をひたすら詰め込むより、これらのスキルを特訓した方が、役立てる人材に早くなれるかもしれませんね。
まとめ:どれか一つでも長けたものがあれば即戦力になれる
いくつか役立つ知識やスキルを紹介してきましたが、全て習得するのは至難の業です。
仮に全て習得できる人が居るのならば、敏腕経営者になれることは当たり前、もしかしたら歴史に残る偉人になれるかもしれません。
そこまでハードルを上げなくとも、どれか一つのことを追求していけば、自然とどこの企業でも通用する人材となり、常に即戦力になれるはずです。
特に今は人材不足の世の中なので、少しでも強みがあればあなたの市場価値はどんどん上がっていきます。
企業も、多くの賃金を払ってでも優秀な人材を雇いたいはずです。
ある程度スキルを身に付けたら、是非「ミイダス」であなたの市場価値を診断してみてください。
あなたの実力に見合った年収が判定されます。
もしかしたら、今のあなたの市場価値は年収1,000万以上なのに、年収500万の企業に勤めているかもしれませんね。
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