会社に勤めていると、色々なタイプの人間がいます。
上司、同僚、部下、先輩、後輩と立場は色々ですが、今回はその中でも“生意気”な後輩をピックアップしたいと思います。
ほとんどの後輩は上司や先輩を立ててくれるのですが、中にはやたらと突っ掛かってきたり、意見してくる生意気な後輩がいます。
私の職場でも、数は少ないですが、いるんですよ・・・
生意気な後輩も、尊敬できる上司や先輩には生意気な態度はとらないと思うので、後輩から目指したい!と思われるような仕事ぶりを見せれば良いのですが、簡単なことではないですよね?
ということで、「尊敬される」ところまではいかないまでも、「舐められない」ようになる簡単な方法についてご説明したいと思います。
実際に私が行っている方法で、この対応を意識していると後輩から舐められることは一切なくなりますよ!
目次
生意気な後輩のタイプは大きく2種類に分かれる
色々なタイプ、性格の人がいるとは思いますが、生意気な人種はざっくり分けてみると2種類のタイプに分類されると思っています。
それぞれどのようなタイプなのかを説明していきます。
屁理屈みたいな理由で意見してくるなんちゃってロジカリストな後輩
自分が正論を言っている!みたいな感じて理論的に意見しようとしてくるタイプです。
ただ、本当にキチンと理論武装しており、真っ当なことを言ってくる後輩であれば、あなたも「確かにそうだな!」と、受け入れてあげなければなりません。でなければ、あなたが頑固で嫌な先輩という事になり兼ねません。
本当に正当なことを言ってくるようなタイプであれば、意見してくるタイミングも見計らっているような「頭の良い」後輩であり、そもそも「生意気」と感じさせないような意見の言い方をしてくる可能性が高いです。
「生意気」と感じさせる後輩は、真っ当なことを言いたくて、理論的に話をしようとするんだけど、結局道筋が通っていなかったり矛盾していたり、屁理屈のような意見を言ってくる後輩のことです。
主に自分の意見と違う意見を言っている人に対して突っかかっていきます。
こういう後輩は、意見するタイミングも下手くそで、会議などで早く物事を決めなければいけない時に、自分の存在感を出そうとして良く分からない質問をしてきたり、決定事項に対して否定的な意見を出してきます。
基本的に自分の意見を通そうとする性格なので、その後輩を説得するのにも時間がかかる面倒くさいタイプですね。
嫌いだからとりあえず反発してみる体育会系orヤンキー気質な後輩
こちらは感情論で意見してくるタイプです。
その場その場の気持ちや感覚で意見を言ってくるため、話の中に矛盾が生じていることが良くあります。
このタイプの後輩は、気に入らない上司や先輩がいるとやたらと突っかかっていきます。
そして、気に入っている上司や先輩の味方につきます。
相手の意見が正しかろうが誤っていようが関係ありません。
自分の好きな人の味方につこうとするのです。
と指摘しても
と良く分からない回答で押し返そうとしてきたりするので、これはこれでやっかいなタイプですね。
生意気な後輩への対処法、対応方法は?
この2通りのタイプへの対応方法はそれぞれ異なります。
タイプ別の対処法をご説明していきます。
なんちゃってロジカリストな後輩の対処法
このタイプは自分が出した意見を徹底的に論破されると非常に大人しくなります。
後輩が「完璧に理論武装した意見だ!」と思って言ってきたことに対して、あなたは整合性のとれていない部分や矛盾している部分を探してください。
そして、一つ一つ指摘するのではなく、一気に全て指摘、論破するのです。
と、どんどん大人しくなっていきます。
何回かこんな風に厳しく間違っている部分を指摘してあげると、生意気な態度はとらなくなっていきます。
しかし、注意して欲しいのは、後輩が大人しくなった後も厳しい指摘を続けると、精神疾患、つまりうつ病や適応障害になってしまうリスクがあるということです。
生意気な態度をとるということは、プライドが非常に高いため、間違いを指摘されるとあなたが思っている以上に精神的負担になっているはずです。
なので、大人しくなり、多少生意気でなくなったのであれば、それ以降指摘をする時はオブラートに包みながら、そして、指摘後にはキチンとフォローしてあげてください。
こんな風に、「次から気を付ければ大丈夫!」みたいなことを言ってあげれば、相手も不安にならないはずです。
ちなみに、後輩から意見されたことに対して指摘できる部分が見つからないのであればあなたの負けです。
その時はキチンと後輩の意見の方があなたよりも正しいことを言っており、あなたより優れた意見を出してきたんだということを認め、褒めてあげてくださいね。
体育会系orヤンキー気質な後輩への対処法
このタイプの方が対処法としては難しいのですが、まずは舐められないことを意識するのが大事だと思います。
例えば、たまに部下や後輩に対して敬語で話している人がいますが、最も舐められやすいのがこのタイプの人です。
学生時代にずっと運動部に所属していた人や元ヤンみたいなタイプは体育会系のノリで育ってきています。
つまり、自分に対して敬語を使ってくる先輩はいなかったはずなのです。
そしてなぜか文化系の人種をバカにしているような人もいます。
別に体育会系だから偉いってことは全然ないんですけどね。
従って、部下や後輩に敬語は使わないこと!
これが舐められないことの大前提です。
そして、できれば後輩と話す時には自分に自信がある風に話すと、なお効果的です。
別に声のボリュームは大きくなくて良いのですが、声のトーンでこの人自分の意見に自信持っているな、みたいなことって感じ取れますよね。
自信がなさそうに話をする人は大抵体育会系のノリを経験してきた人種からは舐められます。
ただ、人によっては声のトーンまで意識するのは難しいかもしれないので、まずは後輩と話す時は敬語を使わないことを意識しましょう。
対処法が使えない部下もいる
この方法は後輩だけでなく、基本的には部下にも応用できます。
ただ、とある部下に対しては「敬語を使わずにため口で話す」という方法を使えない時があります。
それは部下が年上だった場合です。
自分より年上の従業員が部下になった場合にはため口で話すのは難しいと思いますし、そもそも人生の先輩なので、敬語を使うのが礼儀だと私は思います。
ただ、年上の部下に対しても、「意見を論破する」「自身ありそうなトーンで話をする」の2つの対処法は効果的なので意識してみてください。
転職活動をすれば気持ちに余裕が持てる
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と心に余裕を持たせてみましょう。
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まとめ
この対応をしていると後輩から舐められることがなくなります。
しかし、理想を言うと「舐められない」だけではなく、「尊敬される」先輩になることを目指すべきだと思います。
尊敬されるためには、後輩からあなたを目指したい!と思わせなければならないためなかなか大変です。
あなたの仕事ぶりを部下や後輩に見せたり、後輩が困っている時にはフォローしたり、時には後輩の味方について、あなたの上司に意見しなければならない時もあるかもしれません。
これはすぐに出来るようなことではないため、じっくりと取り組む必要があります。
なので、「尊敬される」ことは次のステップとして保留しておき、まずは舐められない先輩であることを心掛けると良いでしょう。
ただし、後輩の面倒を見ることであなた自身が体調を崩してしまってはいけません。
生意気な後輩のためにあなたが犠牲になる必要はないのです。
この記事の最初にも書きましたが、出社する時に吐き気がしたり、自殺を考えるようになったり、体調が優れなくなってしまうとうつ病や適用障害などの精神疾患一歩手前です。
会社に行くのが嫌で嫌で仕方ない時は要注意ですね。
そうなる前に戦略的撤退、つまり退職、転職することも大事です。
一度精神疾患になってしまうとしばらく働けなってしまいますしね。
という人も、今は退職代行サービスがたくさんあります。
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なかなか会社を退職させてくれないような場合には最後の手段として退職代行サービスを利用することも検討してみましょう。
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転職に失敗したくないなら、転職エージェントを利用してみることをお薦めします。