仕事を進める上で、何をしても上手くいかない、失敗が続いているなどの経験はありませんか?
特に会社へ入社したばかりでまだ仕事に慣れない時には良くあると思います。
“言われた仕事をしてもミスが多く、毎日のように上司や先輩に怒られる”
“書類を上司に持って行っても突き返されてばかりで全然仕事が進まずに毎日深夜残業が当たり前の状態になっている”
などなど。
このようなケースは教育体制がキチンとしていない会社側にも大きな責任があるのですが、会社の体制なんてそう簡単に変わらないので、愚痴を言っていても仕方ありません。
こんな会社はさっさと転職しても良いのですが、それでは悔しいですよね。
まずは自分自身でうまく仕事を進められるように色々と工夫をしてみることが重要です。
周囲に負けない得意なこと/知識を1つ身に付ける
とにかく、少しでも仕事に活かせることを1つだけでも身に付ければかなり大きな自信となります。
仕事で自信を持てない理由はおそらくこれが一番だと思います。
だから新しく就職した会社では仕事がうまくいかず、自信をなくしたりするのです。
今の仕事で発揮できる知識やスキルがないと、1人で自信持って仕事を進められるわけがありません。
まずはこの“何か一つ”あなたの周囲の人たち誰にも負けないスキルや知識を身に付けましょう。
本当に何でもよいのです。
例えば、事務職であればエクセルスキルやワードのスキル。経理職であれば簿記や税務に関する知識。営業職であればプレゼンに活かせるようなパワーポイント作成スキルなどがあります。
ただ、こういったスキルや知識は同じ部署にいると誰もが伸ばそうとしているため、かなり勉強しないと一人勝ちをすることは難しいかもしれません。
であれば、今いる部署に直結するスキルや知識でないような穴場スキルを強化していけばよいのです。
例えば、事務職で働いていると、みんなパソコンを使いながら仕事をしますが、パソコンにトラブルはつきものです。
しかし、パソコン上の設定や故障について簡単に直せたりする人はなかなかいません。
そんな時に何が原因でどのようにすれば対処できるかが分かれば、みんな困った時にあなたを呼ぶため重宝され、一目置かれます。
ちなみに、私のお薦めは“速読”です。
比較的短い時間でそこそこできるようになり、周りに“速読”を真面目に習得しようとしている人はなかなかいないからです。
これを真面目に勉強すれば、メールチェックや書類の内容確認をする時間効率は10倍にも20倍にも上がります。
また、頭の回転も早くなるというおまけ付きです。
速読は早く習得出来て、すぐに効果が出るお薦めなスキルです。
つまり本業で周囲に勝てなければ、本業で勝たなくても良いのです。部署の中でも
と思わせたもの勝ちなのです。
自分自身で2重チェックする癖をつける
いくら得意なスキルや知識を身に付けたところで変わらずミスが多発するのであればあなたの価値は下がってしまいます。
仕事を終わらせて誰かに書類やデータを提出する前に必ず自分自身で内容をダブルチェック、トリプルチェックするようにしましょう。
一度もチェックをしないと必ずミスはしているものだと思い込んでいた方が良いです。
しょうもない誤字脱字を連発しているだけで読み手は段々読む気すら失せてしまいます。
私もこのブログを後々読み返して、
と落胆することがあります。
何回かブログを読み返して修正は加えるのですが、それでもミスが残っている時もあります。
人間なので、ミスは起こしても仕方がないと思うのですが、それをどれくらい防げるかがあなたの価値を下げないための簡単な自己防衛手段と言えるでしょう。
時には言い訳、反論する
上司や同僚から何を言われても反論できないようだと、これもどんどん自信を無くす原因の一つとなってしまいます。
何かを提案しても、頭から否定してくるような上司もいます。
運悪くそんな人の部下になった時には、なんとか言い訳や反論をしていかないと、全てあなたの責任にされてしまう可能性があります。
もしあなたが仕事に失敗した場合、本来全ての責任は上司にあるのです。
あなたの仕事を横で見ており、仕事が終わったら上司がその内容やミスがないかどうかまでチェックするのが上司です。
部下が失敗すれば自分が責任を負って、部下を庇うのが本来上司、/理職という立場にあるべき人の役割だと思います。
それが、仕事のミスを自分で責任負うことなく、部下になすり付ける管理職が最近は多すぎます。
そんなダメ管理職の部下になることも珍しいことではないため、キチンと言い訳したり、反論、論破できるような度胸と話術も必要になります。
あなたに責任がないことでもどんどんなすり付けてくる最低上司は反論、言い訳していかないとあなたが損をします。
どんなことを言われても、自分自信が悪くないことがあれば
とキッパリ言ってやる勇気を持ちましょう。
上司のミスを見つけて指摘をしていく
上司から言われるだけではなく、時々上司に対して上から物を言えるようになると、あなたの自信も付いてくるのではないでしょうか?
上から物を言うと言っても、別に偉そうに話すとかいうわけではありません。
上司のミスなどを見つけて指摘してやるのです。
上司だって人間です。資料を作成したりする際に何かしらのミス、失敗をしてしまうはずです。
誤字脱字をはじめ、簡単な計算間違いだったり、意味不明な文章になっていたりする時が狙い目です。
上司の横に言って、胸を張って
と言ってやりましょう。
なお、上司に指摘する際にわざと小声で
と周囲に聞こえないように配慮したように見せることで恩を着せる/貸しをつくることも可能です。
どんどん上司に貸しを作っていった方が、後々上司があなたを叱れなくなり、自信も付いていくことでしょう。
まとめ
何でも上司や先輩の指示を聞くだけの従順なスタッフになってしまうと、ハッキリ言って、周囲からどんどん舐められていきます。
自分に自信を付けたいのであれば、まずは周囲の言いなりにならないことが大切です。
そのために必要なのが、今回挙げたことです。
<自信を付けるために必要なこと>
- 何でも良いから得意なこと、知識を1つ身に付ける
⇒周囲を助けたり、時には反論するための知識を身に付ける - 自分自信でダブルチェックする癖をつける
⇒文句を言わせないための自己防衛手段を実施する - 言い訳、反論をできるようにする
⇒舐められずに相手と対等に仕事をしていく - 上司のミスを見つけて指摘していく
⇒上司に貸しをつくって対等に仕事をしていき、さらに評価してもらう
これらのことを少しずつでも実施していけば、自信を持ちながら仕事をしていくことが出来るはずです。
周囲に舐められないようにしながら出来るだけ自分の意見を発信していき、時にはあなたの意見を提案するようになれると良いですね。
もし、これらのことを頑張っていても、それでも全然自分に自信が持てないという人は、相当職場環境が酷い可能性があります。
そんな職場では努力すること自体が勿体ないので、すぐに新しい職場を見つけるべきでしょう。
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今なら思いがけない高待遇で転職できる可能性もあります。
転職のタイミング的に、求職者にとってとても追い風なので、現職に見切りを付けるにはもってこいでしょう。
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