会社で働いていると上司や先輩から注意、指導されたり説教されたりすることも少なからずあるでしょう。
上司や先輩が優秀な人であなたが納得できるように言ってくれれば良いのですが、必ずしもそんな上司、先輩ばかりではありませんよね。
意味の分からない説明をされたり、そもそも何に対して怒られているのかよくわからなかったりします。
何について注意をされているか分からない時はとてもモヤモヤします。
と感じるでしょうし、上司や会社への不信感が高まっていきます。
そんな状況が続くと精神的にもよくありません。
そんな時には一体どうすれば良いのでしょうか?
目次
説教や注意をされて納得できない原因
上司や先輩から説教されてもイマイチ分からず納得できない原因は以下のようなことがあります。
<上司や先輩からの説教に納得できない理由>
- そもそも説教の内容が間違っている
- 上司、先輩の頭が悪く説明が下手くそ
- 感情的に言われて言葉が頭に入ってこない
- 自分が実行できていない、自分を棚上げしている
このような場合に納得できないと心の中で思ってしまうことでしょう。
説教の内容が間違っている
説教されたときにその内容に共感できないと納得感は得られないと思います。
特に、上司や先輩が言ってくる内容が明らかに間違っていることであれば納得なんてできるわけがありません。
間違っていることをあなたが指摘するこっとで訂正してくれる上司や先輩なら問題ありませんが、そんな人が部下に納得感の得られない話をすることはありません。
間違いを指摘してもそれを認めないような上司や先輩こそ部下に納得感を与えることができず、慕われない人たちでしょう。
なので、間違いを指摘しようと聞き入れてくれないので、とりあえず言われたことを頷いて聞いておきましょう。
心の中では間違っていることは分かっていてもそれを言ってしまうと上司の機嫌を損ねてしまうことになるでしょう。
説明が下手くそ
そもそも上司や先輩の頭が良くない時には話の流れが整理できていなかったりして全く理解できないということもあります。
これは面倒ですが、具体的に仕事の手順など実務的なことで注意を受けている場合、内容が分からなければもう一度聞きなおしましょう。
言われたことの意味が分からずに放置しておくと、次に同じ失敗をしてしまう可能性が出てきます。
同じミスを防ぐためにも、実務的な指導やアドバイスをしてくれているのであれば説明下手な上司からなんとか意味をくみとってあげましょう。
もし実務的なことではなく、感情論や取り組む姿勢についてであれば、多少意味が分からなくても仕事に影響はないので、分かったふりをして頷いていれば良いでしょう。
すぐに感情的になるタイプ
これも結構厄介です。
すぐに激昂するよるような人だと大声を張り上げて指導してきます。
その迫力で、後々何を言われたのかが分からなくなっている場合が多いです。
このタイプの上司や先輩は、説教している途中に口を挟むとさらに感情が高ぶって怒りが強まります。
一旦、大いに反省しているように思わせて相手の感情を落ち着かせることを第1優先にしましょう。
自分が実行できてないことで説教してくる
説教されて最も納得感がないのはこれでしょう。
偉そうに説教してくるくせに、上司/先輩自身もできていなかったら納得できるわけがありません。
心の中で
と叫んでおいてください。
このように自分を棚上げして部下にだけ説教してくる上司や先輩はほとんどが出来ない人材です。
きっとそのうちあなたの立場の方が上になるのではないでしょうか?
自分が出来ない、出来ていないことを偉そうに他人に語るような最低野郎についていく人はいないでしょう。
部下や後輩から見放されて仕事の成果をあげることも難しくなるのです。
管理職の立場になると成果を上げるには同じ部署やチーム内の部下や同僚の協力が不可欠です。
下から尊敬されていない人なんてまず出世していきませんね。
あまりにも酷い場合は通報
基本は上司からの説教で納得できなくても耐えるしかありません。
口ごたえしたところで関係性が悪化するだけです。
ただ、あまりにも酷くて精神的に耐えられなくなりそうであれば、社内で通報するのも良いでしょう。
相談窓口のようなところがあればそこでも良いですし、なければ上司のさらに上の立場の人などに相談するようにしましょう。
言いづらいとは思いますが、自分だけで抱え込んでいても解決しません。
誰かに助けを求めれば解決のために動いてくれるということもありますので、誰かに助けを求めてみましょう。
解決の兆しがなければ転職
もし社内で相談しても全く状況が改善せず、精神的にどんどん追い込まれているのなら転職を考えましょう。
新たな職場で一から働くのは不安かもしれませんが、今勤めている会社以外にも世の中にはたくさんの会社があるのです。
うまく転職活動をすれば今よりも給料がグッと上がることだってあります。
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その金額を確認して、転職しても給料が下がらなさそうなら本格的に転職活動を始めてみると良いでしょう。
まとめ
結局、部下に納得感を与えることができない上司や先輩は優秀ではないということです。
自分で上司を選べないのはつらいですね。
つまり、今は下の立場であるあなたが大人の対応をとらなければならないということになります。
面倒ですが仕方ありません。
上司や先輩の方があなたよりも無能なのですから。
そんな無能な上司、先輩はさっさとあなたが追い抜いてしまいましょう。
ただ、あまりにあなたへの当たりが強く、精神的につらい場合は転職も検討した方がよいでしょう。