あなたは自分が勤めている会社が好きですか?嫌いですか?
会社は別に嫌いじゃないけど今の仕事が嫌いだったり、仕事よりも人間関係の面で嫌になっている人もいるでしょう。
基本的には仕事は楽しいものではありません。
だからこそ給料がもらえるのです。
仕事をすることでお金をもらっているのですから、楽しいわけがありません。
本当に楽しいことだったら、お金なんてもらえなくても進んでやりたがるはずです。
そう考えるとどうですか?
仕事は嫌いなこと、嫌なことが色々とあるはずです。
給料をもらえないのに今の仕事を続けたいですか?
仕事を辞めても暮らしていけるのであれば働かずに生活していきたいと思いませんか?
なんて人はなかなかいないでしょう。
が、まれに会社も仕事も大好き!
お金なんかもらえなくても仕事に行きたい!
という人がいるのです。
こういう人は要注意です!
それでは、会社、仕事が好きな人はなぜ要注意なのかをご説明します。
目次
会社や仕事が大好きな人は要注意
というように具体的な理由があれば今勤めている会社が好きになるかもしれません。
しかし、なんとなく会社が好きだったり、会社の方針、社長の考え方に共感したりして“好き”だと言っている人は危険です。
今の会社に洗脳されている可能性があります。
会社の中には社員を洗脳することで都合のいいように使うところがあるのです。
宗教的な会社は良い会社とよく言いますが、会社としては良くても社員としては同じように良いとは限りません。
会社としては報酬を与えなくても社員が付いてきてくれるため何もデメリットはないのですが、社員としては色々損をしているのです。
なぜ好きなのか明確な理由が説明できないのは要注意
会社が好きな理由を聞かれて、すぐに回答できなかったり、理由が具体的でない人は危険です。
宗教的な会社に既に洗脳されているかもしれません。
あなたの会社では朝、社訓を唱和させられたりしませんか?
それが当たり前になると何も違和感を感じなくなり、その社訓の通りに行動していませんか?
そして、その社訓に準じた行動を後輩にも教えてませんか?
基本的に会社に有利になるような行動が社訓です。
例えば
「言い訳せず、拒否をせず、誠実に、迅速に行動する」
という社訓があるとしましょう。
この社訓を忠実に守った社員は完全なるYESMANになってしまいます。
なにせ言い訳が出来ないのです。
さらに拒否することも出来ないのです。
全て上司から言われた通りに動くような社員の出来上がりです。
ある意味、上司から言われたことだけをやれば良いので、慣れれば楽なのかもしれませんが、そんな仕事の仕方では自分自身を成長させることができません。
この社訓を忠実に守ってしまうと、自分で仕事に対して付加価値を生み出すことも出来なくなるため、給料も上がらないでしょう。
ずっと上司の言いなりなのですから・・
自分のためではなく会社のために働くのが当たり前は間違い
会社からの洗脳が悪化してくると、段々と自分のために働いているのではなく、会社のために働きたいという感覚が強くなってきます。
と思っていませんか?
確かに、周囲に迷惑をかけることは良くありませんが、それと会社のためにあなたの全てを捧げるのとは全く意味が違います。
いつの間にか、
という会社の信者が誕生しています。
こうなってしまうと、会社のために進んでサービス残業をする信者・・・というよりも”会社の奴隷”となって、ずっと基本給は上がらないまま会社のために働いていくこととなります。
社訓が頭の中を侵略し、会社、社長の目標が自分の目標となり、会社のために働くことこそ自分の居場所だと思い込んでしまうのです。
自分のために働くのだということを再認識しよう
会社なんかにあなたの貴重な有限である時間を全てくれてやる必要はありません。
サービス残業なんて1円のお金にもならず会社のために働いているようなものです。
会社としては無料で労働力を提供してくれる社員がいればそれが一番ありがたいでしょう。
そんな会社にとって都合の良い社員になってしまうと、給料も全く上がりません。
報酬という餌を与えなくても勝手に働いてくれるので会社からすると最高の奴隷ですね。
会社としては、専門知識に長けていてどこの会社でも第1線で働けるような社員だけど、会社に洗脳されていないため、それなりに高い報酬を与えないと、転職してしまう可能性がある社員の給料を上げるはずです。
会社に洗脳されている従業員なんて、給料を上げなくても転職なんて絶対にしないですからね。
今あなたが会社で働いている理由は会社のためではなく、自身のためだと再度自分に言い聞かせて下さい。
自分や家族の生活のためでも良いですし、自己成長のため、自己実現のためにでも良いです。
とにかく自分のために仕事をしているということを再認識しましょう。
会社に洗脳されないようにするには?
今の会社が好きだと思っている理由を思い浮かべてください。
“給料が高い”“福利厚生が良い”“仕事上で専門的知識を得ることが出来る”など、具体的に理由が出てくるのであれば問題ありません。
抽象的に、“会社の雰囲気が好きだから”“会社方向性と自分の考えが一致してるから”
などの具体的でない理由が会社を好きな理由として思い浮かんできたのであればおそらく洗脳されています。
しかし、洗脳はなかなか自分では解けないので、家族や友人などにあなたの会社の雰囲気や仕事について話してみるのが良いでしょう。
客観的に見て、あなたの会社が本当に良い会社なのか、それとも様子がおかしいブラック企業なのか指摘してくれるはずです。
また、あなた自身が会社を退職したくないばかりに無理やり会社や仕事を好きになろうと自己暗示をかけている場合もあります。
しかし、その自己暗示はあなたにとってなんのメリットも生み出しません。
ということを思い出してください。
転職経験が少ない人ほど最初に入社した会社に定年まで勤めあげなければならないと思い込みがちです。
また、どんなに仕事で失敗しても、今の会社を退職すれば誰もがスタート地点に戻ることが出来ます。
しかも、今まで会社で得たスキルや知識を得た上で他の会社、仕事に勤めることが出来るのです。
強くてニューゲームみたいなものですね。
今の会社なんかにこだわらなてくても逃げる先はたくさんあるのです。
今はどこも人材を欲しています。
あなたの今までの経験を活かせる会社もたくさんあるので、無理に今の勤務先にこだわって、好きになろうとするのは辞めましょう。
まとめ
会社で仕事をするのなんて、楽しいはずがありません。
たまに上司や同僚に褒められたり感謝されることでモチベーションが上がることはあっても、仕事を楽しいと思い続けられることなんてまずないでしょう。
自分で個人事業を立ち上げているのであれば別ですが、どこかの会社に雇われて働いている人であれば、ほとんどの人が苦労しながら仕事をしているはずです。
しかし、それが当たり前なのです。
無理に会社を好きになろうとしてはいけません。
ブラックな会社は従業員を洗脳しようとしてきますが、洗脳されても自分自身に得することなんてないのです。
今洗脳されているかもしれないと感じたならば、周囲の人に相談してみてください。
相談できる人がいないのならば、どこかの転職エージェントに登録して、今の会社の現状を話してみてください。
転職エージェントのスタッフは転職のプロなので、あなたが今いる会社がブラックかどうかも判断できるかもしれません。
あなたの現状を聞いて、今の会社に勤め続けた方が良いのであればそうアドバイスをしてくれるでしょう。
そこまで手厚くサポートしてくれるのが転職エージェントなのですから。
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