最近、有名な大企業ではサービス残業や月80時間以上などの加重な残業をさせる企業も大分少なくなってきました。
とはいえ、人手が足りない中小企業ではまだまだ改善されていないところも多いです。
人手が少ない会社は優秀な特定の人材に仕事が集中します。
毎日深夜まで残業したり、それでも足りない場合には土日祝日に休日出勤を当たり前のように行っているところもあるでしょう。
あなたの場合はどうでしょうか?
仕事の量が多すぎたり、会社の人手が足りなくて休日に勤務していないでしょうか?
不足の事態が起きた時などに仕方なく休日出勤となるのは仕方ありませんが毎週のように休日返上で働かなければならないのなら明らかにブラック企業と言えます。
そんな会社で働き続けるメリットは本当にあるのかどうか考えてみたいと思います。
休出当然の会社で働き続けるメリットはあるのか考える
休日出勤の回数が多いということはそれだけプライベートの時間がなくなっているということです。
家族との時間がとれない、趣味に時間がつかえない、パートナーとデートができないという状況だと思います。
これでは何のために働いているのか分かりません。
だって、ほとんどの人はより豊かな生活をするために仕方なく働いているのですから。
仕事が趣味みたいなものであれば休日に働ければより楽しいでしょうが、そんな人はごく稀です。
なので、休日出勤をしてプライベートの時間が潰れる以上にメリットがなければやってられません。
例えば、以下のようなメリットはあなたの会社にありますか?
<仕事は激務だけど他の会社より優れている点>
- 他の同業種の会社に比べて基本給が非常に高い
- 休日出勤や残業をすることで法定で決まっている以上の手当が付く
- 福利厚生が他の会社と比較して非常に良い(家賃が全額出るなど)
ほんの一部ですが、このような他の会社に勤める以上のこのようなメリットがなければプライベートの時間を犠牲にしてまで働く意味はないと思って良いでしょう。
もし今のあなたの会社でもらっている基本給が他社と比較して高い水準なのかどうかが分からない場合には給与診断ツールを利用してみましょう。
手軽に診断できるおすすめなのは「ミイダス」です。
転職サイトですが、特に転職活動をしなくても登録するだけで自分の市場価値(年収相場)が算出されます。
その年収金額が今もらっている給料よりも低ければ今の会社の給与水準は相場に比べて高いと言えるでしょう。
自分の体は耐えられるかどうか考える
いくら今の会社の待遇が良くても、無理な休日出勤、残業をしたせいで体調を崩してしまっては元も子もありません。
無理な仕事の影響で倒れてしまい、病院に入院した人を私は何人も見てきています。
一度体調を崩してしまうと、せっかく治療したのに以前と同じ仕事をすることで再発する可能性もあります。
なので、結局仕事がキツくない他の会社へ転職せざるを得なくなってしまうのです。
それなら体調を崩す前に他の会社へ転職してしまった方が良い気がしますね。
休日出勤を当然のように指示してくる上司は要注意
休日出勤が当たり前になっている原因はあなたの直接の上司にある場合もあります。
会社全体ではホワイトな勤務体制となるように推進していても、あなたの上司がブラックな考え方であればあなたの状況は良くならないでしょう。
どんな会社にも部下のプライベートのことなんて一切考えない最低な上司はいるものです。
不幸にもそんな上司を持ってしまった場合には、上司のさらに上の立場の人に相談してください。
また、会社に通報窓口のようなところがあればそこに相談するのもよいでしょう。
ホワイトな会社であれば親身に相談に乗ってくれて、あなたか、もしくはあなたの上司が異動になるはずです。
しかし、なかなか相談に乗ってくれなかったり、全然対処してくれない会社が多いのも事実です。
いつまで経ってもあなたの状況が改善されないのであれば、自分で改善できる方法はやはり転職しかありません。
今の会社で働き続けてつらい想いをし続けるよりは転職して豊かな生活を手に入れる方が絶対に良いはずですね。
まとめ
結論としては、当たり前のように休日に働かせてくるような会社は相当給料が高い、福利厚生が良いなどのメリットがないと釣り合いがとれません。
無駄にあなたのプライベートな時間を消費することになります。
特に、休日出勤をサービス、つまり無給で行っている人なんて絶対に転職した方が良いです。
サービス労働させる会社はドブラックな会社です。
すぐにでも転職活動を始めることをおすすめします。