工場に勤務しているけど、なかなか上司との関係がうまくいかないということはないでしょうか?
工場って結構癖のある人が多いんですよね。
大らかな人はあまりいない印象です。
そんな工場管理職も攻略法はあると思っています。
今回は工場現場における管理職である上司の攻略法を説明していきたいと思います。
うざい上司の攻略方法※工場管理職のタイプ別攻略
工場現場の責任者を任されている管理職のタイプとしては大きく2タイプいます。
工場に特に多い2タイプの人種についてどのように接していけばよいのかを考えていきましょう。
タイプA:昔ながらの職人型上司
「自分で見て覚えろ。スキルは先輩から盗むもんだ!」
簡単に言うとこんな感じの上司です。
時代と逆行してますが、未だに工場現場では一番多い部類の上司ですね。
入社した直後、このタイプが上司になったらそこそこ大変です!
この上司のせいでせっかく雇った従業員がどんどん辞めていくといっても過言ではありません。
これも工場はブラックだ~とか言われる理由の一つですね。
採用担当でだった私の大きな悩みの根源でもありました。
と、ここまでは辛口の発言でしたが、最初さえ我慢すればあとは素晴らしい職場環境が待っています。
このタイプの上司は仕事を教えてくれないため、最初はひたすら耐えて耐えて、周りに仕事の内容を聞きながら最低限の仕事をこなし、そこに自分のアイデアや工夫を加えて業務効率化等を行いながら自己成長を続けていきましょう。
上司には頼らない、と割り切ることが大切です。
上司に怒られても
と心の中で叫んでください。
もし上司以外の偉い人に怒られたら
とチクってやりましょう(笑)
そして、仕事を日々「フツー」こなせるようになると、上司からの評価がグッッと上がるのです。
ここでのポイントは仕事内容が「フツー」でも上司は評価してくれること。
上司の気持ちは
と結構簡単に認めて、良い評価も付けてくれます。
なぜなら、上司は仕事を周囲に教えないので、1人でたくさんの仕事量を抱えています。
部下が勝手に育って、自分の仕事をやってくれるのであれば楽になりますもんね。
でも、その後上司は泣くことになります。
いつの間にか 上司と同じくらいの仕事ができるようになった部下が、
いつの間にか 上司より偉くなっているからです。
このAタイプの上司は年齢が高いおっちゃん~おじいちゃんの年齢層が多いです。
Aタイプ上司は自分の仕事を部下に業務のノウハウを教えないことで部下の成長を止めてしまってモチベーションも下がり続け、早々に退職する部下が後を絶たないという悪循環を繰り返しています。
結果として、自分しか今の仕事をまともにこなせる人がいなくなります。
仕事を任せられる人がその人しかいないから管理職になる。
という流れである程度まで偉くなっているからです。
仕事をフツーにこなせるのが上司だけだったから管理職になっただけなので、部下もフツーに仕事がこなせるようになってきて、技能で部下に横に並ばれるとすぐ追い抜かされてしまうのです。
つまり、中間管理職にはなれてもそこから上が望めない人が多いということですね。
さらに偉くなれるのであれば工場長になったり、本社に異動したりするので、工場現場にいる高齢の中間管理職はそこまで優秀というわけではないケースが多いです。
タイプB:熱血教師型の上司
俺が面倒見てやる!ついてこいコノヤロー!
一言で言うとこんな感じですかね。
こっちは従業員育ちますよ~。面倒見が良いですからね。
一から十まで仕事を熱く丁寧に教え込みます。
部下になる・・というよりも弟子になる、の表現の方が正しいかもしれません。
ただ、それをプライベートまで持ち込むのが若干面倒くさい。
帰りが一緒になると必ず
の一言が待っています。
まぁBタイプは基本おごってくれるから良いのですが、さすがに、毎日は面倒くさい・・
早く帰らせてくれ、、、となる人もいるでしょうね。
それが楽しい!という方には本当に理想の上司でしょう。
Bタイプの上司は仕事が非常にできる優秀な人です。
部下を教え込みながらも自分の仕事をこなすことで会社からの評価を得て管理職になっているのですから。
工場現場の管理職でこのタイプは若い人が多く、先々、工場長やそれ以上に偉くなっていく人が大半です。
Bタイプはとにかく出世が早い人が多いので、出来るだけ気に入られるようにしてください。
上司が早く偉くなれば、その人に気に入られているとすぐに出世させてくれるのです。
ある程度偉い役職になると、かなり強い人事権を持つことにもなるため、やりたい仕事の部署だったり、地域だったりの希望も叶えてくれるかもしれませんしね!
まとめ
工場によくいる2タイプの上司を紹介しましたが、合わない人はとことん合わないでしょう。
工場で高齢の人は時代に合わせて部下との接し方を変えるのは非常に苦手です。
あなたが上司に対して
と思っていても、残念ながら変わってはくれないでしょう。
精神的に負担が大きいなら転職を考えてみるのもありですね。