今働いている会社で派遣社員や契約社員、またはパートアルバイトという雇用形態で働いている人は
のように、正社員登用に誘われることもあるでしょう。
今働いている会社が好き、やり甲斐がある、待遇が良い、などと感じている人にとっては願ったり叶ったりの誘いで、とても喜ぶべきことだと思います。
しかし、中には今の会社で正社員にはなりたくないという人もいるでしょう。
今の会社がそもそも好きではなかったり、給料があまり高くなかったり、今以上に仕事が大変になりたくなかったりと理由は人それぞれだと思います。
そんな時にどんな風に断れば良いのか困ってしまう人もいるのではないでしょうか?
今の会社で正社員になりたくない時の上手い断り方を考えてみたいと思います。
目次
明確な理由があればそのまま言う
そもそも正社員として働けないキチンとした理由があればそのことをハッキリと伝えれば良いのです。
<正社員登用を断ることが出来るキチンとした理由の一例>
- 子供が小さいから早く帰宅して面倒を見なければならない
- 配偶者の都合で転勤の可能性があるから正社員にはなれない
- 親を介護しなければならなから柔軟に対応できる働き方が良い
- やりたい仕事に就くために難関資格を取ろうとしている
などなど、色々な理由があります。
これらの事情を抱えているひとはそのことをそのまま会社の人に伝えれば良いだけです。
こういったキチンとして理由があれば、会社側も無理にとは言ってきません。
仕事が大変になるのが嫌だから正社員への誘いを断りたい場合
“趣味に時間を使いたい”、”正社員になって残業時間を増やしたくない”、”少しでも早く帰りたい”
などの理由だと、そのまま伝えてはいけません。
周囲に良くない印象を与えかねず
と周囲から思われてしまい、同じ会社で働きづらくなる可能性があります。
そう思われないためにも最もらしい理由を考えましょう。
例えば、あなたに配偶者がいれば、会社はその配偶者の事情まで把握できません。
といような理由で断るのも良いでしょう。
嘘も方便と言いますしね。
配偶者がいない人だと、
“夢があるから”
という理由でも良いかもしれません。
仕事が終わってから夢を叶えるために自分の時間を使いたいということにすれば良いのです。
そして、夢の内容は内緒にしておけば問題ないですね。
と興味本位で聞いてくるかもしれませんが
と言えば深く追求してくることはないはずです。
匿名Youtuberでも目指してるのかもしれないと思われるかもしれませんが(笑
正社員にはなりたいけど今の会社の待遇や仕事内容が気に入らない場合
正社員にはなりたいけど、そもそも今の会社が嫌いだったり、給料などの待遇に納得していない人もいるでしょう。
その場合には今の状況に納得していないことを遠回しに伝えましょう。
とか
など、他の会社で正社員としての仕事を探している最中だという意志表示をしましょう。
そうすれば上司も
と感じさせることであなたの仕事が少しずつ減っていき、転職活動もしやすくなるかもしれません。
転職活動をするための休暇もとりやすくなるでしょう。
他の会社で正社員になりたいけど退職させてくれない場合
今の会社で正社員に誘われているということは今の会社からの評価も高く、認められて重宝されている存在になっているはずです。
他の会社で正社員としての仕事を探そうと思っても、なかなか辞めさせてくれない時があります。
と言われて結局ダラダラと数か月、酷い時には1年以上働かされる場合があります。
そして最終的には
と振り出しに戻されるようなことを言われる可能性もあります。
このように、どうしても辞めさせてくれない場合は、最終手段として退職代行サービスを利用しましょう。
多少の費用はかかってしまいますが、あなたがいきなり出社しなくなっても、代わりに退職代行会社が全ての手続きを終わらせてくれます。
あなたは家で退職代行会社から退職完了の連絡を受けるだけで良く、勤めている会社の従業員と連絡をとる必要は一切ないのです。
円満退職にならないのは心苦しいですが、すぐに退職させてくれない会社側が悪いのです。
あなたに責任はないので、最後は退職代行サービスを利用して退職することも検討しましょう。
まとめ
あなたに正社員になる意志があろうとなかろうと、正社員に誘われるというのはとても喜ばしいことです。
あなたの仕事ぶりが上司、会社に認められたという証拠なのですから。
即戦力にならない人を正社員に誘うわけがないですもんね。
しかし、あなたはあなたの理由で正社員への登用の話を断らなければならないということは、あなたの認めてくれた人の誘いを断るということです。
断る時には感謝をしつつ、丁寧に断ってください。
“嬉しいけど仕方なく断る”という感じを醸し出しながら断りましょう。
今の会社を退職、転職することを決めていても、今後いつどのような形で関わりがあるか分かりません。
転職先の会社で営業担当として尋ねることもあるかもしれません。
もしくは、お客として働いていた会社を訪ねることになるかもしれません。
という気持ちで失礼な断り方をしてしまうと、退職後に何かでかかわりが出てきた時にとてもやりづらいなのです。
退職代行サービスをご紹介しましたが、本当に最後の手段にしてくださいね。
逆に、良好な関係のまま退職することが出来れば、先々助けになってくれるかもしれません。
正社員登用を断っても、あなたのことを認めてくれた会社には感謝をして出来るだけ良好な関係を続けけられるようにしましょう。