毎日のように仕事をしていると、色々な不満が溜まってきますよね。
上司や同僚に対しての不満だったり、お客さんに対しての不満だったり色々とあると思います。
そんな不満が溜まった時にはあなたはどのように解消していますか?
趣味に没頭したり、ショッピングに出かけたり、美味しい物を食べたりとストレス解消方法は色々あるでしょう。
しかし、一時的に仕事の不満について忘れることは出来ますが、結局仕事が始まると思いだしてしまいますよね?
そんな悩みが多き人は愚痴を言うことが大切です。
あなたの不満を口に出していうことがとても大切なのです。
それでは、なぜ愚痴を言うことが大切なのかをご説明します。
共感できる人がいると安心感が得られる
あなたが誰かに愚痴を言う事で不満を持っているのはあなただけではないことが分かります。
なので、愚痴を言える人、共感できる人さえ見つかれば、不満の原因であることが何度起ころうとも不満を共有しあうことによって、安心感を得られるのです。
1人で不満を抱えることと、2人で不満を共感して愚痴り合うのでは精神的な負担が全然違います。
毎日起こったことをお互いに報告し合えるからです。
とお互いに不満を言い合うだけで心のつかえがとれるのです。
これはあなたの不満の原因である上司や仕事内容を知っている人だからこそできます。
あなたの家族や他の企業で働いている友達では、愚痴を言うことは出来ても実際に体験していないため、なかなか共感を得ることはできません。
多少は合わせてくれるかもしれませんが、不満の共有が心の底から出来るのはやはり同じ体験をしている人だけなのです。
愚痴を言う内容は選ぼう
愚痴にする内容は選びましょう。
あなたの失敗などによる落ち込みなどは誰に言っても共感されません。
自分が起こした失敗はしっかりと反省すべきです。
しかし、会社の仕事の体制や上司の仕事の振り方や態度など、あなたに責任がないことに不満が溜まっているのであれば愚痴にするべきです。
あなたの他にも同じように不満が溜まっている同僚もいるはずだからです。
従業員の中でも理不尽なことで不公平な扱いをされたり、上司からパワハラやセクハラまがいのことをされて不満が溜まっているのであれば完全に会社の管理不足に原因があります。
そういったことはどんどん不満を愚痴にしていくべきでしょう。
愚痴を言う相手を選ぼう
愚痴を言う相手も誰でも良いわけではありません。
単純に仲が良い人でもいいのですが、その人が必ずしもあなたの意見に同調してくれるとは限りません。
あなたの意見と反対の考えを持っているの可能性もあります。
なので、出来るだけあなたと同じ状況や立場にいる人に愚痴を言うのが良いでしょう。
ほとんどの人は職場の不満、仕事上の不満が溜まっていると思われます。
職場、仕事上の悩みや不満であればやはり同僚に愚痴を言うのが一番です。
ただし、同僚の中でもあなたと同じような状況になっており、同じ悩み、不満を持っていそうな人に愚痴を言いましょう。
同じ部署の中で、あなたと同じように上司から理不尽に怒られていたり、たくさんの仕事を押し付けられていたりする同僚がいれば、その人こそあなたが愚痴を言う相手です。
例えば、上司からあなたと同じように豊富な仕事を押し付けられている人がいるのであれば
と、まずはあなたと同じように思っているかどうか確認しましょう。
のようにあなたの愚痴に共感してくれるかもしれません。
ただ、質問に対して
というような回答が返ってきたのであれば、あなたの意見に共感はしてくれていないので愚痴を言う相手としては向いていません。
愚痴を言う場合は、あなたの状況を分かってくれてあなたの意見に共感してくれる相手を探しましょう。
共感できる人同士で結束力が高まる
共感できる人が見つかると、その人との結束力が強まっていきます。
さらに、他にもあなたの意見に共感できる人がいると愚痴を言える人どんどん増えていきます。
いつの間にか共感できる人が増えて、ちょっとした集団になっているかもしれません。
つまり、多くの人があなたの不満、考えに共感してくれているということは、そもそもその不満はあなただけのものではなく、多くの人が同じように不満と感じていることなのです。
つまり、本来は会社として改善しなければならない問題点ということです。
多くの人が不満に感じていることは会社としても重要な課題と言えるのです。
今の状況を改善しようと行動にうつす事が出来る
多くの人が不満に共感してくれているということは、その共感してくれている人たち全員で会社に物申しても問題ないということです。
会社の悪いところを指摘されるのは、会社側としてもありがたいはずです。
多くの社員が不満に思っていることをあなたの上司か人事、総務のような部署に報告しましょう。
多くの人が不満を持っていることが分かれば会社も重要な課題だと認識して対応してくれるはずです。
ちょっとした愚痴が会社を改善するための一つのキッカケになるのだからすごいですね。
ただ、いつまで経っても改善しようとしない会社もあります。
その会社は確実にブラック企業なので、勤め続けるのも考えなければならないでしょう。
まとめ
愚痴を言う相手さえ見つければあなたの精神的な負担はかなり軽減されます。
また、愚痴がキッカケで同じ不満を持つ人達が集まることが出来れば、不満の元凶である会社の体制そのものを変えることが出来るかもしれないのです。
愚痴を言い合える人が集まるだけでちょっとした労働組合みたいな集まりになるのです。
たくさんの人が不満を持っていることが分かれば会社も対応せざるを得ないはずです。
ただし、もしもあなたの不満に共感してくれる人がいないとなると、あなたは今後その会社で働いていくことがとても辛いはずです。
その場合には無理をせずに転職してしまった方が精神的にも楽でしょう。
不満がある会社に対してあなたの時間を割く必要はありません。
あなたが納得いく会社を見つけるまで転職活動をすべきです。
今はたくさんの転職サイトや転職エージェントが存在し、基本的にどこも完全無料なので気軽に転職活動を始めることが出来ます。
まだすぐに転職する気が無くても、転職サイトやエージェントに登録し、どのような求人が出ているかを確認するだけでもあなたの会社の待遇や体制の良し悪しが分かってくるはずです。
まずは今あなたが所属している会社に対する不満が他の会社でも続きそうか、それとも改善できそうかを考えてみて下さい。
転職すれば改善できそうであれば今の会社に無理して勤め続けることはありません。
遠慮せずに退職してしまいましょう。