会社で働いていると、上司を選ぶことはできません。
優秀な上司、相性が合う上司であれば問題ないのですが、そうでなければ毎日の仕事が地獄の日々になりかねません。
特に、部下に対して意地悪をしたり嫌がらせしてくるような最低クソ上司を持ってしまうとそれはもう最悪です。
私も過去にクソ上司を持ったことで
という状況になったこともありました。
それだけ直属の上司というのは職場環境に大きな影響をもたらします。
ずっと耐えて仕事をしてしまうと、精神が病んでしまい、出社できなくなってしまうこともあるのです。
そうならないように、意地悪や嫌がらせをしてくるクソ上司にはどんな特徴の人がいて、どのように対処していけば良いか考えていきたいと思います。
目次
意地悪や嫌がらせをしてくるクソ上司の特徴
意地悪、嫌がらせをしてくる上司にも色々なタイプがいます。
本来管理職である上司は部下が仕事をしやすいようにサポートしたり、管理したりしなければなりません。
部下が
と感じさせるような態度をとる時点で管理職としては失格なのです。
特にやりづらいと感じる上司の特徴には以下のようなものが考えられます。
- 陰で部下の悪口を言う
- 自分が偉いと思っている
- 否定することでストレスを発散している
- 話を聞く態度が悪い、聞く気がない
- 知っていることを教えない
- 否定だけして何が悪いかアドバイスしない
陰で部下の悪口を言う
陰で部下の悪口を言うような人は部下から信用されないのは当たり前です。
あなたが上司と話している中で、同僚のことに関して
と言っていると、あなたはどう感じますか？
と思ってしまいますよね。
ちょっとした仕事の失敗をしてしまうと
とビクビクしながら仕事をすることとなってしまいます。
これでは仕事の失敗をおそれずにのびのびと仕事が出来ないような環境になってしまうのです。
自分が偉いと思っている
自分の立場がちょっと上だからといって
と思っている上司がいます。
自分の方が偉いから部下は何でも言うことを聞くと思っているような自意識過剰なタイプです。
そんな偉ぶるような態度をとっている人に付いていきたい、助けになりたいなんて誰も思いませんよね。
偉ぶることなく、謙虚に接し、自ら率先して行動を起こすことで部下に見本を示してくれるような上司こそ部下から信頼される上司のはずですね。
否定することでストレスを発散している
他人のことを否定したり、叱ったりすることで自分のストレスを発散させているクソ上司もいます。
本来、部下を叱る時にはどうしても叱らなければならない時には上司自身も嫌な気分になるはずです。
と我慢して叱るのが普通です。
部下を叱ることでストレス発散しているような上司は部下を不快な気持ちにしかさせません。
とは思えなくなってしまうのです。
ストレス発散のために叱っているということは、ささいなこと、しょうもないことでも何か叱れることがあればここぞとばかりに部下を叱ります。
すると、部下は委縮してしまい何もできなくなってしまうのです。
ルーティン業務では怒られたくないという気持ちからビクビクしながら何回も内容をチェックすることで仕事の報告が遅くなります。
本来1日で出来る仕事が2日、3日かかってしまうことも珍しくありません。
また、提案するような仕事も全くしなくなります。
という気持ちになってしまうのです。
話を聞く態度が悪い、聞く気がない
仕事の相談、報告へ行く際、非常にやりづらい態度をとってくる上司もいます。
- 目を全く合わせない
- 頷かない、相槌を打たない、首をかしげる
- スマホをいじりだす
このように、そもそも話を聞く気がないような態度だと仕事の報告が非常にしづらいです。
報告している側も段々このまま続けて良いのか不安になってきます。
目を合わせて相槌をしながら聞いてくれる上司はとても報告しやすいのですが、そのような仕草が全くないと
という気持ちになってきます。
ちゃんと話を聞いてくれているかどうか分からないのに話をし続けるのは不安でどうしようもなくなります。
全て話終わって
のように話を聞いてたかどうか分からない質問をされると、報告していた側もさすがにキレそうになるでしょう
心の中で
と不満が爆発しそうになるはずです。
知っていることを教えない
部下が困っている時に知っていることをあえて教えないクソ上司もいます。
時には部下が誤った内容で上司に報告書を出してしまうこともあるでしょう。
しかし、上司はその誤りを知りながらあえて誤りを指摘せず、
などひたすら遠回しにいびり続けます。
そして、最終的に間違いの箇所を教えず、
と修正箇所も明確にせずに仕事をやり直させます。
これだと部下が報告内容を間違っていることに気づくまで何回も提出しなければならず、膨大な時間と労力がとられてしまいます。
このタイプの上司を持つと残業時間が大幅に増加し、成長速度も遅くなります。
誤りを教えてくれれば数十分で報告書が修正して前に進めるところを、無駄に何十時間もかかってしまうのです。
知っていることを教えないのは会社のためにも部下のためにもならないやり方と言えるでしょう。
否定だけして何が悪いかアドバイスしない
知っていることを教えないタイプの上司に近いですが、仕事を報告、相談した際にダメ出しするだけで終わる上司がいます。
良いところは何も言わずにダメな部分だけを言うだけ言います。
そのダメな部分をどのように改善すれば良いのか一切アドバイスしてくれないのです。
せめて良い点を少しでも教えてくれればなんとなくどうすれば良いか見えてくるのですが、ダメな点だけ列挙されても改善の仕方なんて分かりません。
結果、何度修正して報告しようが上司の求めるものにはならなくて、突き返されることとなるのです。
正直、仕事の報告の仕方や資料の作成要領などはその人の好みによるところが大きいです。
文章を簡潔に記載するのが好みの人もいれば、くどくど長めに詳細まで分かる文章が好みの人もいます。
なので、その人の好みがどんなものかが分からないと改善のしようなんてないのです。
何のアドバイスもないのに上司の気持ちを汲んで仕事を進めるなんて無理があります。
しかし、そんな無理なことを求めてくる上司も結構いるんですね。
意地悪や嫌がらせをしてくるクソ上司への対処法
意地悪や嫌がらせをしてくるクソ上司への対処方法は以下のようなことが考えられます。
- クソ上司に気に入られる
- 同僚と結託する
- さらに上の立場の人へチクる
- 自分の市場価値を調べてみる
クソ上司に気に入られる
最低な上司だろうと、気に入ってもらえさえすれば仕事も円滑に進められるようになることがあります。
今までと資料の出来や報告の方法が何も変わっていないのに、上司から気に入られるだけで態度が全く変わってくる上司もいるのです。
これは本来上司としてはダメな行為ですが、これであなたの状況が改善するのであれば上司に気に入られるように行動するのも一つの手段です。
上司の趣味に話が合わることができたり、上司のことを褒めたりすると気に入られる確率は高くなるでしょう。
しかし、今まで理不尽なことを言われてきたのであれば、気に入られるために下手に出るのは正直むかつきますけどね。
同僚と愚痴を言い合う
あなたの同僚にはおそらくクソ上司からの被害を受けている人が他にもいるはずです。
まずはその人を見つけて、上司の愚痴を言い合ってください。
同じ被害を受けているという理解者がいるだけでストレスが軽減されます。
辛い目に合っているのが自分だけじゃないと思うことは非常に効果があるのです。
さらに上の立場の人や通報窓口にチクる
上司の最低な言動をレコーダーか何かに記録してさらに上の立場の人か、社内にパワハラやセクハラの通報先があるのなら報告するのも手です。
一時的にあなたの最低上司は大人しくなると思います。
しかし、人間そう簡単に性格を根本から変えることは難しいです。
時が経つにつれて元の状態に戻る可能性の方が高いです。
その間にあなたや上司が異動になればラッキーですがそう上手くはいかないことの方が多いです。
自分の市場価値を調べてみる
今あなたが転職したらどんな会社のどれくらいの給料がもらえるのかを一度確認してみましょう。
本格的に転職活動を始める必要はありません。
とりあえずあなたが転職できそうな会社がどれくらいあるかを調べることで、転職先候補がたくさんあればあるほど心に余裕ができるのです。
もし今の上司に我慢できなくなっていきなり退職したとしても
と考えることができるようになります。
今の会社を辞めることで無職になって収入がゼロになってしまうのが怖いから追い込まれるのです。
なので、転職先候補にどんなところがあるのか分かっているとすごく安心感があるのです。
おすすめは転職エージェントに登録することです。
転職エージェントは、あなたのキャリアや資格からあなたに合った求人を探して紹介してくれます。
転職活動のプロであるキャリアアドバイザーがあなたに合う給料、待遇、仕事内容の求人を見立ててくれるため、あなたの市場価値を測るならもってこいのサービスなのです。
料金も完全無料なので、気軽に利用できて非常におすすめの転職支援サービスです。
まとめ
あなたの直属の上司が原因で職場環境に大きな悪影響をもたらしているのであればすぐにでも行動を起こした方が良いです。
耐えれば耐えるだけ精神が疲弊していきます。
結果としてうつ病などの精神疾患を引き起こしてしまうと、それこそ本当に働くことすら難しくなってしまうのです。
いくつかの対処法を記載してきましたが、社内で解決しようとするとどうしても時間を要します。
その間にあなたの体調はどんどん悪くなってしまうかもしれません。
なので、最も確実かつ迅速にできる対処法は転職活動だと言えるでしょう。
次の職場さえ決まってしまえばさっさと今の会社を退職することですぐにでもクソ上司から解放されます。
転職するのは怖いと感じるかもしれませんが、一度転職活動をしてみると
ということもあります。
尻込みせずにまずはどんな求人を紹介してもらえるかだけでも確認してみてはどうでしょうか？
