新型コロナウイルスの影響でテレワークという働き方を余儀なくされた人も多い事でしょう。
しかし、テレワークになったおかげでわざわざオフィスまで出勤して働かなくても仕事はできるということを証明してくれたのです。
最近ではコロナも大分収束してきましたが、引き続きテレワークを続ける会社もたくさんあります。
さらにオフィスの賃貸借契約を解除する企業まで出てきています。
会社のオフィスの賃借料、従業員の家賃や交通費など、会社が負担していたものはほとんど無駄な経費だったのかもしれません。
さらに、会社に出社していた時と比べてかなり会議の開催頻度も減っています。
たくさん開催されていた会議もテレワークでは開催されなくなったりしているのです。
つまり今までは無駄な会議や打ち合わせを行っていたということでしょうね。
今まで会議をしていた時間は無駄だった
会社に出社していた頃は毎日たくさんの会議、打ち合わせに出席して、その時間だけで1日が終わっていたという人も多いでしょう。
それらの打ち合わせに意味があったのでしょうか?
必要なことを決めなければならない会議、打ち合わせは重要だと思いますが、それ以外の打ち合わせは必要ないことがほとんどです。
情報共有のための会議だったり、週次や月次で定期的に実施している会議だったり、これらの会議はなくても困らないことが多いのです。
情報共有なんて資料をメールで送付して見てもらえればそれで事足ります。
週次、月次の会議も開催することが存在意義になっていて、そもそもの目的がブレていたりします。
と感じたりすることはありませんか?
そういった会議はテレワークになると開催されなくなります。
画面越しだとやりづらいですし、開催しなくても困らないからです。
テレワークになると本当に必要な会議以外は減ってくるはずです。
無駄な会議が無くなる分、テレワークでは本業に力を入れることが出来るのです。
テレワークを行う頻度が少なくなり、ある程度出社するようになった後も無駄な会議は極力増やさないようにすると業務効率も下がらないでしょうね。
会議は決めるべき事項がある時のみ開催すべき
テレワークになってからはなかなか大人数で会議はしづらいです。
なので、色々な部署が出席しなければならない会議の数は少なくなります。
大人数で開催しなければならない会議は本当に重要なことを決めなければならない時のみになるでしょう。
テレワークをすることで勝手に無駄な会議はなくなるのは良いことなのです。
どこでも仕事をすることが出来て経費が下がる
冒頭でも少し触れましたがテレワークになることの大きなメリットの一つとして、会社の経費が大きく下がる可能性があるということです。
テレワークの体制を整えるために初期投資は必要となりますが、一度体制を整えてしまえば経費は削減できます。
例えば、皆さんが会社に通う交通費は必要なくなります。
家だろうとカフェだろうと好きな所で仕事が出来るようになるので、会社まで通勤する必要がなくなり、会社も交通費を支払わなくて良くなるのです。
また、従業員の家賃を補助している会社があればそれも支払わなくて良くなります。
どこで仕事をしても良いのですから家賃だって支払う必要がないのです。
会社としては毎月継続的に発生している固定費が減るため非常に助かるはずですね。
経費が抑えられると自分の給料も上がる
無駄な経費がかからなくなるともちろん会社としては利益が出ることとなります。
その利益をキチンと従業員に還元する企業であれば、従業員の給料もあがっていくはずです。
単純に考えると、オフィスの賃借料や交通費にかかる費用が全て浮くわけです。
もしかしたらこの浮いた分がすべて従業員に還元されるかもしれません。
本業が順調であり、テレワークの推進で経費も下げられるのであれば基本給に加えて賞与にも影響してくるはずです。
ただ、サボりやすいテレワークでもキチンと仕事をしている人でないと基本給、賞与ともに上がらないでしょうね。
テレワークはサボりやすいですが、逆に仕事をしていないこともすぐにバレる傾向があります。
成果が見えないと、今までテレワークで何をやってたか分からないため、仕事をこなさないと評価されなくなってしまうのです。
まとめ
実はテレワークは企業に利益をもたらすことが出来る方法なのかもしれません。
ただ、テレワークになるとどうしてもサボってしまう従業員もたくさん出てきてしまうことが問題です。
上司や同僚の目がないため、自分のペースで仕事をし放題なんですよね。
サボってしまう従業員のせいで残業代が増えてテレワークにしたことで逆に経費が増えてしまっては元も子もありません。
テレワークになっても全従業員が真面目に効率的に仕事をこなせるようになれば必ずテレワークは会社の利益を捻出するための助けになるはずです。
せっかくテレワークを活用できるようになった会社も多いと思うので、ピンチをチャンスに変えて上手く会社の経費を落とし、利益を捻出することで自分の給与アップに繋げていきましょう。