あなたの会社では毎年昇給はありますか?
その昇給、ベースアップは満足いく金額でしょうか?
もしくは、毎年の昇給額は低くても、昇進/出世することで一気に給料は上がるでしょうか?
もしどちらとも給料があまり上がっていないのであればその会社に勤め続けていくのか良く考えた方が良いでしょう。
これから何年、何十年勤め続けたところで今とそんなに給料が変わらないのであれば将来不安になるはずです。
あなたが今の会社で働き続け、頑張り続けることで将来満足いく給料をもらえそうであれば問題ありません。
しかし、今後いくら頑張っても給料が上がる見込みが薄いのであれば早急に転職すべきでしょう。
その理由について詳しく解説していこうと思います。
給料が上がらない会社に勤め続けてはいけない3つの理由
給料が上がらない会社に勤め続けると、他の会社に勤めていた時と年収差がどんどん開きます。
これはあなたの能力に関係ありません。
会社の規模や支払能力次第なのです。
大きな企業であればある一定額従業員に給料として利益を還元していると思います。
しかし社長のワンマン経営な会社だったりすると、従業員に利益が全く還元されないことがあります。
その社風は給料に直結します。
スタッフの給料が低いのは仕方ありませんが、従業員に利益を還元しない会社は経営幹部になっても給料が低いままです。
役員や部長級の管理職になれば普通の企業なら年収800万くらいはもらえるでしょう。
しかし、従業員に利益を還元していない会社は経営幹部になっても年収400万、500万など、夢がない金額となります。
このような会社で働き続けていても、成果を出したとところで給料は上がらないためモチベーションは上がりませんよね。
むしろ、偉くなっても責任だけ重くなってもらえる給料が大して上がらないのなら
となってしまっても仕方ありません。
給料が上がらない会社に勤め続けてはいけない理由を箇条書きすると以下の通りです。
・給料の頭打ちが早い
・どんなに偉くなっても大した給料をもらえない
・会社が儲かっても還元してくれない
それぞれについて詳しく解説していきます。
どんなに偉くなっても大した給料をもらえない
あなたが今の会社で部長クラス、または役員クラスになるとどれほどの金額がもらえるのでしょうか?
大手企業だと年収1,000万円はくだらないと思いますが、中小企業ではそうはいきません。
もし今の会社で相当偉い立場になれたとしても年収500万円しかもらえなかったりすると夢がないですよね。
という場合は給料に関する規程が社内のどこかに置いてあるはずです。
会社の規程書類は従業員が見れる位置に備え置かなければならないため、どこかにある給与に関する規程を除いてみましょう。
毎年の昇給額や出世したばあいの給料まで明記されていることがあります。
規程の内容である程度、将来もらえそうな給与額が分かるはずです。
会社が儲かっても還元してくれない
毎年昇給がない会社は従業員に利益を還元することを嫌うブラック企業の可能性があります。
会社が儲かったら従業員に還元せず、経営者の報酬だけ上げたり、会社の運営資金として利用するだけの会社には居続けてもあなたの給料が増える見込みはありません。
という場合は賞与、ボーナスの金額を基準にしましょう。
今会社が儲かっているのか、それとも赤字経営で調子が悪いかどうかくらいは上司が教えてくれるはずです。
商売の調子が悪くて赤字経営が続いているのならボーナスの金額が少なかったり、全く出なくても仕方ありません。
しかし、黒字経営で会社が儲かっているのなら、ホワイトな企業であれば一定額は従業員にボーナスとして還元してくれるはずです。
儲かっている年もボーナスの金額は通常と同じだったり、もしくは1円も出ないとなると、会社は従業員へ利益を還元する気がありません。
そんな会社はどんなに儲けようが会社の規模が大きくなろうが、給料が上がることは期待してはいけないと思ってください。
給料の頭打ちが早い
従業員に利益を還元してくれない会社は給料の頭打ちが非常に早いです。
役職毎に毎年昇給があると思いますが、その上限が非常に低いのです。
例えば、スタッフであれば初任給が月給20万円から始まり、毎年1万円の昇給があるとすると
と思うかもしれません。
しかし、スタッフのままだと最高月給25万円でしか上がらないと6年目以降の昇給はありません。
また、昇進して役職が付いても主任で最高月給27万円など、昇給できる限度額が非常に低い場合があります。
このような給料の頭打ちが早い企業は長年勤めれば勤め続けるほど勿体ないです。
働き始めて10年間くらいは他企業とそこまで年収は変わらないかもしれませんが、20年、30年働き続けた時には年収にして数百万円の差が出てきてしまうのです。
まとめ
給料がなかなか上がらない会社に長く勤めているのであればすでにかなり損をしている可能性があります。
損をしているかどうかはあなたの市場価値を調べてみれば分かります。
転職サイトの中には今のあなたのキャリア、能力なら大体どれくらいの給料がもらえそうか年収額を算出してくれる機能が付いています。
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