何年、何十年も同じ会社、職場で働いているのに全然給料が上がっていかないという人もいるのではないでしょうか。
真面目に頑張って働いているのにどれだけ働いても給料が思うように上がっていかないととても悲しいはずです。
ということで、今回は給料が上がらない具体的な原因や対処法について考えてみたいと思います。
給料が上がらない原因とは
給料が上がらない原因は大体が以下のどちらかに当てはまっている可能性が高いです。
<給料が上がらない原因>
- 自分の仕事の成果をアピールできていない
- 会社が儲かっておらず利益が出ていない
真面目に仕事をして頑張っていいるのになかなか給料が上がらないとモチベーションが上がらないと思います。
それを防ぐためにはどうにか自分の給料を上げていくしかないですよね。
自分の仕事の成果をアピールする場をつくる
上司や周囲からあなたの仕事を成果を認めてもらうには、どのようなことをしてきたのかをアピールしなければなりません。
定期的に業務報告の場などがあれば、そこであなたが完遂した業務内容を報告していきましょう。
なければ報告の場をつくらなければならないでしょう。
そして、報告の仕方は非常に大事です。
ちょっとしたことであれば、一言こんなことした、あんなことしたで終わらせればよいのですが、時間がかかるような業務だったり、大きなプロジェクトなどであれば、時間をかけて細かく報告しましょう。
<報告内容>
- 今日までどんなことをしてきた
- どんな問題が上がってきたのか
- どのように問題を解決すれば上手くいくのか
- 今後の具体的な行動はどうするのか
経過報告が必要なくらいの大きな仕事であれば最低でもこれくらいのことは報告しましょう。
一言で
のような報告だと、あなたが具体的にどのようなことをしてきて、どんなに苦労をしてきたのか誰にも知られないことになるでしょう。
そうなると、あなたが今まで頑張ってきた仕事は誰にも認められない可能性があります。
大変な苦労をして終わらせた仕事でも周囲から
と思われてしまうと最悪ですよね。
なので、業務報告の際にはあなたが大変な苦労をして仕事を終わらせたことを分かってもらうような報告を心がけましょう。
会社が儲かる見込みがないなら転職する
あなたの仕事の成果が認められていても給料が上がらないのは、そもそも働いている会社が儲かっていない可能性があります。
会社に利益が出ていなければ給料が上がるはずもありません。
赤字の会社がどんどん従業員の給料を上げていくと会社は倒産してしまいますからね。
会社の利益が見られる立場にあるのなら利益額がマイナスになっていれば要注意でしょう。
会社の業績が確認できなくても、提供している商品やサービスの売れ行きが不調だったり、経費の削減や従業員のリストラがやたら多くなってきたのであれば会社が傾いている予兆でしょう。
いつ倒産するかわからない会社で働き続けるよりは転職してまた新たなキャリアを積んでいくことをおすすめします。
転職してもあなたの今までの経験は絶対に役立ちます。
特に同業種の会社へ転職すれば確実に重宝されるでしょう。
それに、今の会社が赤字経営で従業員に思うように給料を出せていないのであれば、転職することで一気に給料が上がる可能性もあります。
利益が出ていない会社で働いているのであれば、世間の給与相場よりすごく低い給与水準で働き続けているのかもしれません。
今もらっている給料が世間の相場と比べてどれくらいなのか比較したいのであれば、給与診断ツールの「ミイダス」を利用してみましょう。
ミイダスはスカウト型の転職サイトですが、完全無料で気軽に登録できるため、自分の給与診断だけ利用して放置してしまっても全然問題ないのです。
給与診断をしてみて、今もらっている給料よりも高い金額が出るのであればすぐに転職活動を始めるべきでしょう。
転職に慣れてないなら転職エージェントを利用する
もし転職したいけど自信がなかったり、何から始めればよいのかわからないのであれば転職エージェントという転職支援サービスを利用してみましょう。
色々な転職エージェントが存在しますが、どこも完全無料になっています。
求人を出している企業側がお金を支払っているため転職活動をしている側は無料で利用できるのです。
無料とはいえ、侮ってはいけません。
転職活動のプロであるキャリアアドバイザーがあなたの転職活動を何から何までサポートしてくれます。
あなに合う求人の紹介から、選考応募書類の添削や面接訓練など、幅広くサポートしてくれるのです。
転職初心者には非常に頼りになるサービスなので、一度どこかの転職エージェントに登録してみて、どんなものか試してみると良いでしょう。
とりあえず大手のリクルートエージェントなどに登録しておくのが良いかもしれませんね。
まとめ
あなたが仕事を頑張っていて成果も出しているのであれば給料はそれに応じて上がっていくべきです。
あなたの頑張りがすぐに周囲に認めてもらえれば良いのですが、なかなか難しい場合には転職した方が良いかもしれません。
転職と聞くとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、海外では転職はキャリアアップのイメージが強く、とてもポジティブな印象の方が強いです。
今まで日本は定年退職まで一つの会社に勤めることが常識だったことから転職はネガティブなイメージがついてしまったのかもしれません。
しかし、時代は変わりました。
今では日本も転職することが普通になってきています。
今の給料に満足していないのであれば、思い切って転職活動を始めてみてはどうでしょうか?
思ったより敷居が低く感じられると思いますよ。