誰かに仕事を頼まなければならないという場面は非常に多くあります。
そんな時あなたはどんな頼み方をしていますか?
頼み方一つでも非常に重要で、下手な頼み方をしていると相手に依頼を受けてもらえなくなる可能性もあります。
逆に頼み方が上手ければ相手からの信用も獲得でき、どんどん仕事がやりやすくなるでしょう。
目次
仕事を嫌がられない頼み方
相手に仕事を頼む時には以下のようなことを意識すると嫌がられることは少なくなります。
- 理由をきちんと説明する
- メールに加えて口頭、電話で依頼する
- 相手の依頼も受ける
- 五月雨式に依頼しない
- あなただから頼みたいということを伝える
- 「申し訳ないけど」と一言添える
- 依頼内容は具体的にする
- 無理な期日を設定しない
- お礼を言う
- 依頼したことがどのように役立ったか伝える
理由をきちんと説明する
仕事を依頼する時には、なぜその仕事を依頼するのかキチンと理由を説明してあげてください。
と、理由も説明されずに仕事を振ってこられたら
とモヤモヤしながら仕事を進めなければいけません。
あなたもなぜやるか分からない仕事を任され続けるとイラッとしますよね?
メールに加えて口頭、電話で依頼する
仕事を頼む時にはメールだけで済まさず電話でもお願いするようにしましょう。
メールだけだと
と嫌がる人も少なくありません。
私も数十分でこなせる軽い仕事の依頼ならメールだけでも気にしません。
しかし、終わらせるのに数時間、数日かかるような仕事だったり、至急対応しなければならない内容の仕事をメールだけで済ませられると
と心の中でぼやくでしょう。
心が狭いと言われればそれまでですが、そう感じる人が少なからずいることも覚えておきましょう。
相手の依頼も受ける
色々な人からの依頼は積極的に受けるようにしましょう。
日頃からあなたが周囲からの依頼を快く受けていると、あなたが依頼した仕事も快く受けてくれるはずです。
仕事でもなんでも、基本はギブアンドテイクです。
もしもあなたが日頃から周囲からお願いされた仕事を断っているのであれば要注意です。
いざあなたが周囲に仕事を頼まなければいけない立場となった時にどんな頼み方をしようと嫌がられるでしょう。
と思われても仕方がありません。
もちろんできない仕事まで引き受ける必要はありません。
あなたが出来る範囲の仕事を引き受けるだけでOKです。
また、相談に乗ってあげるだけでも、あなたからも仕事を頼みやすい状況になっていきます。
五月雨式に依頼しない
頼み事をするときには出来るだけ相手が負担にならないように工夫しましょう。
特に、1度お願いごとをした後にあれもこれもと五月雨式に新しい依頼事をすると
と面倒くさがられることは確実です。
そうならないためにも、依頼したいことは最初にまとめてお願いするように心がけましょう。
あなただから頼みたいということを伝える
仕事をお願いする際、なぜその人に仕事を依頼したのかを口頭で伝えてあげると相手のモチベーションも上がるはずです。
その人にしかできない仕事なのか、仕事にミスが少なくて信頼しているからなのか。
理由は色々とあると思いますが、あなたがなぜその人に仕事を依頼しようと思ったのかを伝えることができると、相手の仕事への取組み方も全く違ってきます。
「申し訳ないけど」と一言添える
依頼した仕事を当たり前にやってもらえると思ってはいけません。
相手にも繁忙期はあるでしょうし、他にもたくさん仕事を抱えているはずなのです。
その忙しい中対応してもらうということを意識しながら
など、無理を言って申し訳ないという気持ちを込めて一言添えるのが良いでしょう。
という風に思って仕事を頼んでいると段々と相手のモチベーション下がってきます。
上司や先輩の立場で部下、後輩に対して業務を指示する時でも
というように押し付けるような言い方は絶対にやめてください。
そんな上司には部下はついてこなくなる可能性が高いです。
依頼内容は具体的にする
仕事を頼む時には内容を出来るだけ具体的に示してあげるように心がけましょう。
依頼内容が具体的じゃないと、あなたが思っていることと全然違う結果が出てくる可能性があります。
相手に無駄な仕事をさせてしまうかもしれないのです。
求めているものではない内容が出てくるとあなた自身も困りますよね?
あなたがイメージしている結果が出てくるように依頼内容は出来るだけ具体的に示してあげましょう。
そうすれば仕事を依頼した相手も、やるべきことが明確にイメージ出来、最小限の労力で仕事を進めることができるでしょう。
無理な期日を設定しない
仕事を頼む時には余裕を持たせたスケジュール、期日を設定しましょう。
相手にも都合があります。
と、無茶な期日で仕事を依頼してしまうと、どんなに軽い内容でもイラっとされます。
立て込んでいる状況だと、まず仕事を受けてくれないでしょうしね。
めちゃくちゃ忙しい時に無茶なお願いをしてしまうと、
というネガティブな印象を与えてしまい、それ以降の仕事をしづらくなってしまいます。
本当に緊急事態の時以外は、依頼する仕事の内容にもよりますが、最低でも1週間は余裕を持たせてあげると良いでしょう。
お礼を言う
仕事を頼んだ時にはキチンとお礼をしましょう。
これもメールではなく、可能であれば口頭で言ってあげると感謝の気持ちが伝わります。
お礼を言うタイミングは、仕事を受けてくれた時と、仕事が完了した時の2回言うとあなたの印象も非常に良くなります。
誰かに感謝されて役に立てたという気持ちになることが出来ると、あなたも嬉しくなりませんか?
あなたが依頼相手に感謝を伝えることで、相手を嬉しくさせることで
と思われることを目指しましょう。
依頼したことがどのように役立ったか伝える
依頼した仕事がどのように役立ったかを伝えてあげるとなお良いです。
頼まれた仕事が何に使われてどのように役立ったか理解できていないと、いまいちモチベーションも上がりませんよね?
仕事を頼んだ時には感謝を忘れず、さらにやってもらった仕事がどのように活用されて、どんな結果となったのかを出来るだけ伝えてあげましょう。
自分が仕事を受けたくないと感じる人を思い出す
色々と嫌がられない仕事の頼み方を書いてきましたが、まだ具体的なイメージが湧かないという人は、まずは嫌がられない行動をとらないことに気を付けてみましょう。
と思う場合は
という相手のことを思い出してみてください。
その人と同じようなことをしなければ良いだけです。
あなたが仕事を受けたくない相手と同じ依頼の仕方は絶対にしないようにしましょう。
逆に
と感じる人の仕事の依頼の仕方を真似することを意識すると、自然に感じの良い依頼の仕方が身に付いてくるでしょう。
まとめ
誰かに何かを依頼しなければならないというケースは毎日のように発生します。
仕事の頼み方次第で、以降の仕事のし易さに直結していきます。
頼み方が上手ければ相手からの信用も獲得でき、どんどん仕事がやりやすくなるでしょう。
逆に下手な頼み方を続けてしまうと、周囲からの信用がなくなり、どんどん仕事をやりづらくなります。
職場の居心地まで悪くなってしまう可能性まであります。
仕事の依頼の仕方は非常に大切なので、相手が悪い気がしないような対応を心がけましょう。