誰もが一度は会社を辞めたいと思ったことがあるのではないでしょうか?
上司や同僚と性格が合わなかったり、仕事がとても大変で残業超過、休日出勤で身体がもたなかったり、理由は色々あるはずです。
楽しくて仕事をしている人なんてほとんどいないのです。
働かなくてもお金をもらえるのであれば仕事なんて辞めてしまいますよね?
なので、心の中で辞めたいという気持ちになるのはごく自然なのですが、それを周囲の人に話してしまうと後々面倒なことになりかねないのです。
退職したい気持ちを気軽に口にせず言うべき人を決める
退職をしたくて色々な人に
と軽い気持ちで言ってしまうと良いことがありません。
ご家族は別ですが、会社の先輩、同僚等、いろんな人に相談した結果、私のいた職場でどのようなことが起こったのか、少し詳しく書いていきたいと思います。
冗談でも辞めたいということは話すべきではない
一番多いのは、結構話好きな人が、色んな人に「私この会社辞めたいんだよね~」と言いふらしていること。
ここで注意すべきなのが、本当に退職する気がなくてちょっとした気持ちで「辞めたいんだよね~」と言ってしまうことでも面倒事に発展してしまうことです。
周りの数人に「会社辞めたいんだよね~」と言った場合、かなりの確率で自分が話した人以外にも話が伝わります。
特に面倒なのが、飲み会の場で、大勢の上司、同僚がいる時に
とぽろっと言ってしまうような、場の空気も相手の気持ちも考えないような発言をするような方もいます。
もしあなたが飲みの場で、突如として暴露されたらどうしますか?
そこでうまく話しをそらすことが出来るような人は良いですが、なかなか難しいです。
うまく回答できなかったり沈黙の時間があるとその場が重い空気になり、その後職場でも上司や同僚から退職の有無に関してちょこちょこ詮索をされると思います。
噂話としてどんどん周りに広まった場合、もし自分はやっぱりこの会社でずっと働いていくんだ! と思い直しても、周囲からの目は変わらないかもしれません。
時が経つにつれて忘れられるとはいえ、一度は会社をリタイヤしそうになったという事実は変わらず、その時一緒に働いていた人は結構覚えています。
また、もしその時の上司が先々偉くなって役員になり、大きな人事権を持つこととなった場合はどうでしょうか?
同じくらいの力量の人どちらかを昇進させる話が出た時、一度退職しそうになった人とそうでない人であれば、どちらを昇進させるかは一目瞭然でしょう。
弱音を吐いたことがない人を昇進させるに決まってますよね。
本気で辞める決意をしても誰に言うべきかは決めておく
色んな人に退職のことを相談したとしましょう。
上記にも書いていますが、自分が話した人以外にも話が広がるのはほぼ確実です。
加えて、正義感の強い人というのはあなたを辞めさせまいとあの手この手で説得するでしょう。
今のこの世の中、会社を辞めることは悪、一つの会社を続けることは正義なのです。
退職、転職に関して、世の中の考え方も少しは変わっていっている気もしますが、日本ではまだまだ仕事を辞めることに対して良いイメージは持たれないのが現実です。
実際、
と聞いた時、あなたはどう感じますか?
アメリカだと
となるかもしれませんが、日本ではおそらく、
と哀れみの目で見られることでしょう。
日本ではこのように転職の数が多いと良い印象を与えません。
なので、退職しようとしている人がいると上司や同僚は止めにきます。
もしあなたが退職をほのめかした時には周囲のたくさんの人が「ちょっと待った!」と言いに来るに違いありません。
私も元々は工場で人事担当だったので、必死に止めてましたね。
と偉い人まで巻き込んでひたすら説得にかかります。
退職したい人からしたら非常に面倒くさいことでしょう。
まとめ
結局、冗談だろうと本気だろうと周囲の同僚に辞めたいということを気軽に言ってはいけません。
かなりの確率で面倒なことになります。
こんなことにならないためにも、退職を決意したら、家族にはキチンと伝え、それ以外の人には会社にビシッ!と退職を宣言するまでは言わないでおきましょうね。
また、非常に面倒なことになるのであれば、今では退職代行サービスがあります。
会社の人と話をしなくても確実に退職できるサービスなので、どうしても会社を辞めさせてくれないという人は利用してみると良いかもしれません。