あなたの上司や、周りにいる管理職はどのような方がいますか?
活躍している管理職もいれば、全く目立たない管理職の方もいますよね。
管理職になれたからといって、みんながみんな優秀なわけではないのです。
中には、その辺の一般社員よりも能力的に劣っているのに管理職になっている人が何人もいます。
この人がなぜ管理職!?と思う事多々ありませんか?
あなたがもし使えない管理職、アホな管理職の部下になった場合、上司の言う通りに動くと損をする場合があります。
いや、むしろ指示すら全く来ないかもしれません。
今回は、そんなアホな上司に良くいるタイプと接し方を書いていきたいと思います。
アホ上司①口先だけで実行しない
口先だけは凄いことを言っていて、結局自分は実行しない人って結構いますよね。
管理職でも口先だけの人はたくさんいます。
理想のあるべき姿を語るのは得意なのですが、そこに行きつくための手段や方法が全く分かっていない管理職です。
この管理職の部下はかなり苦労します。
上司が自分でどうやれば良いのか分からないことを押し付けられるからです。
別に仕事を任されることは良いのですが、上司に相談したところで、明確なアドバイスが返ってこないことが一番困るのです。
上司の頭の中の理想論に具体性がなかったり、道筋が全く見えていなかったりするのです。
実務を全く経験せずに管理職になった人は結構このタイプが多いです。
部下の方が実務に詳しいから、指示すれば大体のことはこなしてくれるだろうと他力本願になってしまっています。
実務に詳しくなくても、分からないことを一緒に考えてくれる上司であれば頼りになるのですが、一緒に考えもせず、責任も自分でとろうとしない人が多いですね。
なので、部下から案をもっていかない限りは自分から動くことはほぼありません。
案を出しても、結局実務的な内容が理解できないため、なかなか納得してくれずに上司の承認をとるのに膨大な時間を要することがあります。
実務内容が理解できない上に、責任もとりたくないので、承認もしたくないんですね。
このタイプの上司は今以上に出世する可能性は非常に低いし、仕事もなかなか進まないので、付いていきたくないタイプの上司です。
むしろ、付いていかなくても良い上司だと思います。
判断力もないため、可能であれば上司のさらに上の役職の人も巻き込んで打合せを行いながら仕事を進めるのが良いでしょう。
あなたの上司に判断力がないのであれば、その上の上司に判断を仰げばよいのです。
そうすればあなたが必死に考えた案を自分で考えようとしない上司にアイデアを横取りされなくて済むので一石二鳥ですね。
アホ上司②勢いだけでリサーチせずプランを立てず実行する猪突猛進タイプ
先ほどの口先だけで実行しない上司よりは大分マシです。
考える前にとりあえず行動するタイプなので、何かしらの結果はでます。
深く考えずに自分の感覚だけで突っ走ってしまうので、終着点が必ずしも良い結果になるとは限りません。
結構運の要素にも左右されながら仕事を進めている感じなので、博打をしていると言っても良いかもしれません。
ただ、このタイプの上司は、リサーチ、分析を任せられる部下がいると正しい方向に向かって突き進んでくれます。
部下としては使いやすい上司かもしれませんね。
参謀的な立ち位置の部下がいるのであれば、部下の助言も聞き入れて正しい方向に突っ走ってくれるため、良い結果も出るし、参謀を担っていた部下も評価してくれます。
ただ、注意しなければならないのはこのタイプの上司はスピード命!なので、リサーチ、分析を得意とする部下と性格的に合わないことがよくあります。
もしあなたの上司がこの猪突猛進タイプであれば、あなたは上司が道を誤った時に正せるようにリサーチ、分析、振り返りをしながら補佐していきましょう。
このタイプの上司は性格に合わせてスピード感を持つことが重要なので気を付けてください。
アホ上司③上司に楯突く
あなたの上司が課長の場合、課長はその上の役職である部長に承認をとって仕事をすすめますよね。
課長がやたらと部長に突っかかっていくようなアホな上司もいます。
口論するのと、意見を言うのは違うのですが、なぜかそこを勘違いしている人がいるのです。
物事を議論することと、口論になるのは似て全く異なることです。
議論を戦わせる上司は尊敬すべき対象ですが、口論をふっかけにいく上司は反面教師にすべきだと思います。
自分の意見と違うからと言って、やたらと上司にケンカ腰で突っかかってしまうと、出世は遠のいてしまうでしょう。
このタイプの上司には付いていかないことです。
もしあなたが部長の立場だとして、やたら自分に喧嘩をふっかけてくる課長がいて、その課長のことを尊敬して付いていっている社員を評価しようと思いますか?
課長に付いていっている社員も、自分と意見が合わない、突っかかってくるような社員に育つのではないかと思ってしまいますよね。
あなたの評価は直属の上司がしますが、ほとんどの会社はその上の上司からの評価も組み込まれるのではないでしょうか。
あなたの上司(このケースだと課長)がこのタイプであれば、程よい距離を置きながら付き合い、課長と部長が口論になっている時、あなたが発言するようなタイミングがあれば、部長の意見を後押しするような発言をしていきましょう。
まとめ
結構私の周囲にも多かった3タイプの上司を紹介させて頂きました。
もちろんこのタイプに当てはまらない優秀な管理職もたくさんいます。
しかし、管理職の方々も完璧な人は少なく、何かしらの欠点があるはずです。
あなたの上司にも何かしらの欠点があるはずなので、あなたがその欠点を補いながら仕事を進めていくことができれば、必ず評価されるはずです。
上司が部下を使うように、部下も上司を使うことができます。
アホな上司ほど使いやすい時があり、あなたの評価を上げてくれることもありますので、
と諦めずに、あなたが上司を育てるつもりで接していきましょう。