あなたは毎日の仕事でどれだけストレスを受けているでしょうか?
仕事は特にトラブルなくこなせていて、上司や同僚との人間関係も円滑なら何のストレスもないでしょうが、そんな人はなかなかいないでしょう。
あなたの力量以上の仕事を任されていたり、人間関係がうまくいっていなかったりすると、精神的に追い込まれてしまうこともあるはずです。
それがたまになら良いのですが、毎日のように起こるとどんどん追い込まれて体調まで崩してしまうこととなります。
私も過去に精神的に追い込まれ過ぎて会社に出勤する時に吐き気がしたり、涙が出てくるようになりました。
仕事で追い込まれてしまった時には
と思う人がほとんでしょうが、それはNGです。
むしろ、頑張らない方が状況は改善します。
その理由についてあなたが追い込まれている原因や対処方法について解説していこうと思います。
目次
仕事で追い込まれる原因は?
仕事で追い込まれる原因は本当に色々でしょう。
多くの人が悩まされていることだと、以下のようなことが考えられます。
- 仕事量が多すぎる
- 任される仕事内容が難し過ぎる
- 上司がパワハラ気質でやたらと怒ってくる
これらの悩みを抱えてしまう原因は直属の上司がキチンとあなたの余力、力量に合わせて仕事を任せることが出来ていないということです。
つまり、仕事で追い込まれるような状態を作り出しているのはあなたの直属の上司が原因である可能性が高いです。
もしくは、会社全体でも無茶な量/難し過ぎる内容の仕事を任せたりするのが当たり前になっているかもしれません。
仕事で追い込まれているということは、あなたは自分だけでは難しい質や量の無茶な仕事をこなそうとしている責任感のある真面目な人なのです。
なんとか頑張っていても自分の満足できる成果がでないから仕事で追い込まれて精神的に疲れてしまうのです。
あなたが仕事をする上で追い込まれているのであればその原因は会社、上司にあると思って良いでしょう。
仕事で追い込まれて精神的に疲れた時に現れる症状
仕事で追い込まれすぎると、段々と自分の体調にも悪影響が出てきます。
今の状況をなんとか改善しようと思えば思う程に頑張ってしまい、結果うまくいかなくてさらに体調が悪化してしまうということもあります。
主な体調不良の内容としては以下のようなものがあります。
- 出勤しようとしたら吐き気がする
- 机上の整理が出来なくなってしまう
- 注意力散漫になってしまい、ケアレスミスが多くなる
- 髪型や服装に乱れが目立つようになる
- 仕事の状況について忘れることが多くなる
- 自信がなくなることで声が小さくなり、意見を出せなくなる
- ささいなことで涙が出てくるようになる
- 突然意味不明な言動をしたくなる
これらの症状が出てくるようになるとかなりヤバいです。
精神的に病んでしまってうつ病、適応障害などが発症している可能性が高いです。
このような状態になると無理して仕事を続ければ続けるほど症状が悪化してしまいます。
責任感が強い人ほど頑張ろうとしてしまうため、完全に悪循環になってしまうのです。
仕事で追い込まれた時の対処方法
仕事で追い込まれてしまった場合、おそらく今のあなたは
と思ってしまうはずです。
それは逆効果です。
あなた自身をもっと追い込んでしまいます。
逆に
と考え方を180度変えてみましょう。
これだけでもかなり精神的には楽になるはずです。
しかし、これだけでは根本的な解決にはならないため、以下のような行動を起こしましょう。
- 異動の申請をする
- 休職の申請をする
- 退職、転職する
仕事で追い込まれている原因は基本的にあなたの会社、職場や上司に原因があることがほとんどなので、その原因をどうにかしない限り状況は良くなりません。
それなら、会社、職場、上司を変えることが一番の解決策だと言えますね。
異動の申請をする
あなたが追い込まれている原因が直属の上司だと感じているのであれば、異動の申請をしましょう。
おそらくあなたにこなせないくらい無理な量や質の仕事を振ってくるような、パワハラ気質の上司なのではないでしょうか?
そんなパワハラ上司から逃れられるだけであなたの職場環境はガラッと変わるでしょう。
ただ、会社にはそれぞれの社風があるため、似たようなタイプの人が管理職にする傾向があります。
異動して今の上司から逃れられたとしても、異動先の上司がまた似たようなタイプだったら意味がありません。
その場合は会社を変えるしかないでしょう。
休職の申請をする
今なたが仕事で追い込まれていることで精神的に疲れ、病んでしまっているのではないでしょうか?
それなら一度休職して体調を整えることもおすすめです。
という人は一度精神科を受診してみましょう。
おそらくうつ病、統合失調症、適応障害など、何かしらの精神疾患と診断されるはずです。
その診断書を持って会社に休職の申請をすれば会社も断ることはできないでしょう。
休職している間は1年6か月間であれば傷病手当として給料の3分の2がもらえるので生活費に困ることもないはずです。
しっかりと休養ととって体調を整え、その間に今後のことをじっくり考えるのと良いでしょう。
退職、転職をする
休職をしても、仕事復帰をしてしまうと結局元の職場でまた同じことを繰り返すこととなります。
それなら、休職している間に転職活動をして、別の会社で働くことを考えてみましょう。
今の仕事で追い込まれているのなら転職する時のデメリットなんてほとんどありません。
転職するにあたって不安なことはおそらく以下のようなことくらいでしょう
- 給料などの待遇は下がらないだろうか
- 住んでいるところから通える会社が見つかるだろうか
給料などの待遇は下がらないだろうか
給料、待遇は転職活動を行う際、今の待遇より下がらないように条件を絞れば良いだけなのでそこまで心配する必要はありません。
ただ、転職サイトを利用して自分だけの力で転職先を探すと、思わぬブラック企業に引っかかってしまう可能性があります
それなら、転職活動のプロが手伝ってくれる転職エージェントを利用してあなたの条件に見合った求人を紹介してもらいながら転職活動をすると良いでしょう。
転職エージェントについてもっと知りたい人はこちらの記事も見てみてください。
住んでいるところから通える会社が見つかるだろうか
もし何かの理由で引っ越しすることが難しい場合は今住んでいる場所から通える範囲内で転職活動をする必要が出てきます。
ある程度都会なら大手転職支援サービスを利用すればそれなりの数の求人が出てくると思いますので、心配する必要はないでしょう。
しかし、地方在住だと通える範囲内の企業は限られるかもしれません。
通える範囲内での転職だと家から近いハローワークに行ってみましょう。
周辺地域の求人情報が多く扱われているはずだからです。
ただし、ハローワークはどんな企業も無料で掲載できるため、思わぬブラック求人が扱われている可能性もあります。
それなら、完全リモートワークの求人を探してみるのはどうでしょうか?
今はコロナ影響もあって完全リモートワーク化している会社もたくさんあります。
そんな求人のみを扱う転職支援サービスもあるため、完全リモートな仕事を探してみるのも良いですね。
まとめ
仕事で追い込まれてしまう人はほとんどが責任感のとても強い人です。
そんな責任感の強いスタッフを会社や上司がダメにしているのです。
無理な仕事を押し付けられて精神的に病んでしまうことは非常に多いです。
私の同僚も精神的に病んでしまい、退職した人は何十人もいます。
その頃のことを考えても、退職した本人ではなく、直属の上司や会社の教育体制に問題があることがほとんどでした。
今の状況はあなたが原因ではなく、会社や上司に原因があるのです。
あなたをダメにする会社、上司に遠慮することはありません。
異動、休職、転職をすることであなたの状況を改善させていきましょう。