職場の上司と合わずに毎日苦労している人も多いと思います。
理不尽なパワハラ上司だったり、何かと下ネタを言ってくるセクハラ上司だったり、単純に自分と性格が合わかったり、合わない理由は色々あると思います。
そんな上司とうまくやっていくのは正直とても難しいです。
上司に非があっても上司自身を変えることはほぼ不可能です。
上司との関係を修復していくためにはあなた自身が変わっていかないと状況は変わらないでしょう。
と思うのなら、職場環境を変えてしまうのが一番手っ取り早い解決策だと思いませんか？
つまり、転職してしまうということです。
という人のために合わない上司の下で働き続けることのデメリットと、転職することによるメリットについて解説していこうと思います。
目次
今の上司の下で働き続けると状況は悪くなり続ける
合わない上司の下で働き続けると、あなたは毎日物凄いストレスを感じているでしょう。
そして、あなたが合わないと感じているということは上司からしてもあなたとは合わないと思っているはずです。
互いに嫌い合っていることがほとんどですね。
そんな上司に対してあなたが媚びを売らない限り、関係性が修復されることはまずありません。
あなたの仕事上のストレスは溜まり続けるでしょう。
そして、合わない上司と仕事をし続けることでストレスがたまり続ける他にも以下のようなデメリットが出てきます。
- 仕事上で成果が出せない
- 正当に評価されない
- 給料が上がらない
- 体調を崩す（うつ病、適応障害など）
仕事上で成果が出せない
合わない上司と仕事をしている時点であなたのモチベーションはめちゃくちゃ低いはずです。
そんな状態で働き続けても成果なんて出せるはずがありません。
本来は
という気持ちから仕事へのモチベーションを上げながら成果を出していくものです。
でも、上司のことが嫌いなのに、上司のために成果を出そうなんて気持ちには絶対にならないですよね。
逆に、
と考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
そんな状況で仕事上の成果が出せるわけがないのです。
正当に評価されない
仕事に対してモチベーションが上がらず、成果が出せないということは自然とあなたの評価も低くなってしまいます。
と思っていても上司もあなたのことが嫌いだということを忘れないで下さい。
余程すごい成果を出していない限りは、あなたのことを嫌いな上司はあなたの評価を低くしてくるはずです。
上司からしてもあなたは使いづらい部下なのです。
上司も人間なので、優秀かどうかではなく、自分にとって使いやすい部下かどうかに評価の判断基準を置いてしまう人がほとんどです。
本当は性格の合う合わない、好き嫌いを評価基準にしてはダメなんですけどね。
人間なのでそこは仕方がないと思ってください。
給料が上がらない
仕事に対するモチベーションが上がらず、成果が出せず、評価も上がらないということは給料も上がりません。
給料が上がらないどころか、下がってしまうことすらあるかもしれません。
こんな悪循環が続くとモチベーションは下がっていく一方です。
給料が上がらないと何のために今の会社に勤め続けているか分からなくなってきますよね。
自分の存在価値を否定されているみたいで、さらにストレスは溜まっていくと思います。
体調を崩す(うつ病、適応障害など)
毎日性格が合わない上司とギクシャクしながら仕事をしつつ、ストレスフルの状態で帰宅し、モヤモヤした気分で寝ることとなります。
こんな状態が続くと最終的には精神的に追い込まれ、体調不良になるでしょう。
うつ病や適応障害といった精神的な障がいが発症してしまうかもしれません。
別記事でもうつ病の症状をまとめているので、自分にも当てはまるかどうか確認してみてください。
ちなみに、私も過去にうつ状態になり、とてもつらい思いをしていました。
転職して合わない上司と離れることで状況は改善する
悪循環を今すぐに絶つには転職するのが最も良い方法でしょう。
異動などで上司が変わるのを待つのも手ですが、いつになるか分かりません。
いつになるか分からない期間耐え続けるなんてしんど過ぎます。
もしも上司が変わったとしてもまたあなたと性格が合わない人の可能性も高いです。
大体企業には社風があり、同じような仕事の仕方をする人を出世させる風潮があるところも多いです。
つまり、今の上司があなたと合わないのなら、他の管理職もあなたと合わない可能性が高いのです。
それなら、全く社風が異なる会社へ転職する方が状況が一気に改善する可能性は高いでしょう。
具体的には転職して職場環境が変わると以下のようなメリットがあります。
基本は今働き続けることによるデメリットの裏返しですね。
- 仕事上で成果が出せる
- 正当に評価される
- 給料が上がっていく
- 毎日のストレスが大幅軽減される
仕事上で成果が出せる
転職して社風が変わり、上司が変わることであなたのモチベーションを上げてくれるような尊敬できる上司を持てたとしましょう。
あなたは
と思うことでおそらく今までと仕事の取組み方は全く変わるはずです。
上司の助けにないたいという気持ちから自然と色々な成果を出せるようになります。
それだけ直属の上司の存在感、影響力は大きいのです。
正当に評価される
自然と成果が出せるようになることで、あなたの評価も上がっていくはずです。
大きな成果が出せていなくても、やることさえキッチリ出来ていればそれなりに良い評価はくれるでしょう。
上司としても
と、取り組む姿勢を評価してくれます。
性格が合わない上司だとこうはいきませんね。
尊敬できる上司を持つことができれば自然とお互いのコミュニケーションも多くとれて、良い関係が築けるのです。
上司との関係は仕事上の成果を出す以上に重要なものかもしれません。
給料が上がっていく
上司と良い関係が築けていれば自然と評価が上がり、給料も毎年順調に上がっていくでしょう。
給料が上がるだけではなく、いつの間にか昇進しているかもしれません。
合わない上司と働き続けるとあなたが昇進する可能性はほぼありません。
つまり、転職しなければあなたの年収はずっと据え置きのままだったということです。
それが転職したことで、いつの間にか前の会社で働き続けていた時から年収が数百万円高くなっているかもしれません。
前の会社ではそれだけあなたのことを正当に評価してもらえていなかったということになるでしょう。
毎日のストレスが大幅軽減される
収入の面と同じくらい重要なのが、ストレスです。
性格が合わない上司の下では毎日地獄のような日々だったと思いますが、それが無くなるのです。
仕事をしていく上で多少のストレスはあるでしょうが、上司と顔を合わせたり話をするだけで嫌な気持ちになっていたのがさっぱりなくなります。
本来、部下に嫌悪感を感じさせる上司はダメな上司です。
仕事のミスなどがあっても、最終的には部下のモチベーションを上げてやる気にさせるのも上司の仕事なのです。
性格の合う合わないは仕方ありませんが、本来は上司が性格の不一致を我慢して、部下に不快な思いをさせずにコミュニケーションをとるべきなのです。
あなたにストレスを与えている上司は責務を果たしていないとも言えますね。
まとめ
人間性格の合う合わないがあるのは仕方ありませんが、上司と部下の関係はそれが特に大きく影響するところです。
上司からすると自分の方が立場が強いためあまり気になりませんが、部下からすると一大事です。
毎日行う業務報告を苦手な人に対して行わなければならないのですから。
上司と良好な人間関係が築けるだけでも転職する価値はあると思います。
という人は転職活動のプロである転職エージェントに相談してみても良いでしょう。
転職エージェントとは、あなた専属のキャリアアドバイザーが付いてくれて転職活動をサポートしてくれるサービスのことです。
完全無料で利用できるので、相談するのもタダです！
あなたの状況を詳しく伝えれば転職すべきかどうかまで相談に乗ってくれます。
また、あなたが転職した時にどんな待遇の企業に入社できそうかなども教えてくれるため、待遇が大きく上がりそうであれば本格的に転職活動を始めてみるのも良いですね。
