今のあなたは会社でどのような立場にありますか?
入社してから2~3年の間は周囲から仕事を教えられることが主だと思いますが、3年以上同じ職場に勤めていると、段々と後輩も増えてきて業務を教えなければならない立場となってくるはずです。
さらに管理職になるとたくさんの部下もできると思います。
時には年上の部下も出来ることだってあるでしょう。
そんな部下や後輩たちとも上手く関係を築きたいですよね?
良い関係を築くためには、尊敬される人物になることが近道です。
尊敬されるようになると、部下、後輩は勝手にあなたについてくるからです。
と、口で言うほど簡単ではありませんが、尊敬されるためにはどうすれば良いかを考えてみたいと思います。
忙しくても話を聞いてあげる
どんなに忙しくても、時間をとって部下や後輩からの話を聞いてあげるようにしましょう。
時にはあなたから見ると大したことない、どうでも良いようなことで相談されることもあるかもしれません。
そんな時に
という風に一度でも質問に対して適当な返事をしてしまうと、次の質問をしづらくなります。
あなたにとっては大したことないようなことでも、部下や後輩はとても悩んでいるのです。
ちょっとした質問でも真剣に応えてあげればあなたが思っている以上に、頼りになる上司、先輩だと感じてくれるはずです。
時々状況を確認してあげる
なかなか上司や先輩に話しかけない引っ込み思案な人もいます。
普段からあまりコミュニケーションが得意ではない人は、仕事が進まなくてもなかなか質問をしてきません。
そんな部下や後輩に対しては、たまに状況を確認してあげると良いでしょう。
と一言聞いてあげれば、何か仕事を進める上で詰まっていたり悩んでいたりすること報告してくるはずです。
引っ込み事案な部下や後輩に対してはあなたから仕事の状況を聞いてあげるようにしましょう。
そうすると、あなたは話やすい人だと感じ取ってくれて、部下/後輩からも段々と自ら質問してくるようになります。
質問してくるようになればなるほどあなたのことを頼りになる存在だと感じているはずです。
しかし、何でもかんでも聞いてくるようになると、自分自身で考えることをしなくなってしまいます。
質問に対してすぐに回答するのではなく、ヒントを出して自分自身で考えさせながら答えに導いてあげるのが良いでしょう。
目を見て話す
たまに、業務を教えたり指示をしたりする時に目を見ずに話しをする上司がいます。
特に事務所の仕事だと忙しい時にはついついパソコンの画面を見ながら部下や後輩の話を聞いてしまうことがありますよね。
しかし、目を合わせないということをされると部下や後輩からするとかなり話しづらいのです。
と思われて、悩んでいる時にすぐに質問をしにこなくなってしまいます。
あなたが暇そうな時や機嫌が良いタイミングを見ながら相談、質問をしにこようと思い過ぎて、自分だけで悩みを抱える時間が多くなってしまうのです。
どうすれば良いか分からないまま仕事を続けると大きな失敗に繋がることだってあります。
このように、相手の目を見て話さないということは他人にとても不快感を与え、次から話しかけづらくなってしまいます。
あなただって上司に目を見て話してもらえないと
と感じてしまいますよね?
あなが部下や後輩からそう思われないためにも、仕事の相談をされた時には一旦仕事を止めて、目を見て話しを聞いてあげましょう。
年上の部下には敬語を使う
あなたが偉くなって管理職になると、年上の部下が出来ることがあります。
仕事としてはもちろんあなたが指揮命令をする立場となりますが、部下とはいえ人生の先輩です。
そんな人に対してタメ口で話していると、部下本人から良い印象は持たれません。
それに周囲の人たちだって、30歳の管理職が50歳の部下に対してタメ口で話しているところを見ていて良い気はしないと思います。
年上の部下がかわいそうに感じてしまいます。
なので、部下といっても、人生の先輩であるという気持ちを忘れずに敬語で話しましょう。
ただし、逆に部下のくせに上司が年下のだからといって敬語を使わない人もいます。
そんな自分の立場をわきまえない部下に対しては、キチンと敬語を使うように言いましょう。
こってりと叱ってやってください。
お互いに敬語を使って尊重し合うことが大事ですね。
専門知識を身に付ける
部下や後輩に尊敬されるための手段として一番手っ取り早いのが専門知識を身に付けることです。
他の人にはない専門知識を習得することで、その分野で間違いなく周囲から一目置かれます。
よくコミュ障みたいな人でも偉い地位に入る人がいますが、そういう人はこの専門知識を身に付けることで出世しているのです。
コミュニケーションをとるのが苦手という人もたくさんいるでしょう。
どうしても誰かとコミュニケーションをとることが苦手という人はとりあえず何か一つ専門知識を身に付けてみてください。
もちろん今の仕事に関連することが望ましいですが、今の業務に関することだと身近にライバルがたくさんいると思います。
なので、今の業務とは少し違った専門知識でも良いかもしれませんね。
<専門知識を身に付けるためにお薦めな記事>
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自分自身の得意分野を持つ
専門的な知識でなくても得意な分野、スキルが身に付いていれば周囲から一目置かれる理由となります。
飲み会の席で気が利いたり、プレゼンテーション能力が高かったりするのも得意分野の一つと言えるでしょう。
あなたの周りの偉い人を思い浮かべても、何かしら一つはこういった長所があるのではないでしょうか?
長所がない!と思っている人は短所だと思うところが実は強みだったりするのです。
例えば、偉い人に金魚の糞のようにくっついていくような人は、あなたから見ると虎の威を借るキツネに見えるかもしれませんが、裏を返せばゴマすりが上手く、上司から気に入られる人材ということです。
部下や後輩から見ると悪く見えるところも、役員などの偉い立場の人から見ると評価できるような強みもあるんですね。
私の場合だと、一時期速読の勉強をしていたため、周りの人に比べてメールチェックだったり資料を読む時間が早いです。
加えて、頭の回転も早くなったような気もします。
このように、周りの人と比べて長けているところがあると、自分自身に自信を持つことが出来ますし、部下や後輩から見ても
と尊敬のまなざしで見られることもあるでしょう。
とにかく一つでも得意分野を持つと尊敬される対象になる確率はかなり上がりますし、自分に自信を持つことだってできて一石二鳥となるのです。
まとめ
尊敬されると言っても、あなたのすべてを尊敬してくれる人なんていません。
あなた自身もそうだと思いますが、人によって尊敬できるところとできないところがあるのではないでしょうか?
知識だったら部長が尊敬できる。
要領の良さだった先輩が尊敬できる。
など、尊敬できる部分は人によって異なるはずです。
あなたも全て完璧な人間を目指すよりも、まずは何か一つ尊敬されることを目標するのがお薦めです。
私自身、まだまだ尊敬されるような存在にはなれているとは思わないので、もっともっと自分の強みを身に付けていきたいと思っています。
このブログだって文章力や色々な知識を強みを身に付ける一つの手段だと思っています。
ブログは楽しみながら自己啓発できるので、お薦めですよ。
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