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【退職ノウハウ】上司や同僚に引き止められず円満に会社を辞める方法

退職をしたくても、簡単に辞めることなんて出来るわけがありません。

会社を辞めるというと、大体周囲からは反対されます。

あなたにとっては良いことでも、周囲からすると、上司や同僚からするとデメリットの方が大きいからです。

周囲から止められるてしまうと、すぐに退職することが難しくなってしまいます。

しかし、退職しようと思っている会社にいつまでもダラダラいてもあなたにとってメリット何もありません。

早く次の会社へ転職して少しでも早く新たなキャリアを積み上げていくべきなのです。

そこで今回はどうすれば出来るだけ早く会社を退職できるか考えてみたいと思います。

退職ノウハウ①家族に相談する

当たり前といえばそうなのかもしれません。

でも、やっぱり言いづらいですよね。

家庭環境によっても退職することを言いやすい人、言いづらい人はかなり分かれると思います。特にお子さんもいらっしゃる方はかなり言いづらいでしょう。

また、ご両親や結婚相手の方に収入があるかないかでも全然違いますよね。

しかし、あなたは退職を決意したのです。ご両親のことや結婚相手、お子さんのことまで考えて退職を決意したに違いありません。

そこまでの固い決意があれば、ご家族みなさん分かってくれるはずです。もし猛反対されても、次の就職先が決まれば納得してくれるでしょう

転職先が決まるまでは精神的につらいかもしれませんが、ここが踏ん張りどころです。

ただ、あなた以外のご家族に収入がない場合には今後の生活の心配から、家族から退職を反対されることに加え、あなた自身も不安で仕方がないと思います。

しかし、すぐに転職を考えているのであれば少しの間生活できる貯金があれば良いのです。ほんの1~2か月間の家賃、食費、水道光熱費が払えればなんとかなります。

なぜなら、今はすぐに転職が決まるから。

これは、昔のような就職氷河期とは異なり、人材不足で頭を抱えている企業が星の数ほどあることからも自信をもって言えることです。

私もたまにハローワークや各種求人誌、求人サイトに求人応募を申し込んでいたのですが、どんどん求人広告を行っている企業の数が増えていることからも明らかです。

人員不足で事業が続けられなくなる企業もあるくらいです。

有効求人倍率(就職がしやすいか否かの目安となる指標)も近年うなぎのぼりですからね。

最近では、どんなに楽な仕事内容であろうと、低賃金の求人に対する応募はなかなか来ないため、少しづつ給与水準を上げて求人を出しなおしている企業も多く見受けられます。

従って、今の会社を退職したため、次の会社がなかなか決まらないのでは・・・という心配はあまりしなくて良いと思われます。

ただし、転職先の企業では自分に合った仕事で今の仕事より給料がもらえて、いろんな福利厚生制度があって・・・・等々、非常に高い理想を掲げての転職活動となると別ですが・・

退職ノウハウ②退職確定まで同僚や先輩には言わない

結構退職をしたいということを周りの同僚等、会社の人に言ってしまう方が多いです。

口が固い信頼できる方だけに相談するのであれば良いですが、誰かに言ってしまうと、ほとんどの場合は上司等にも伝わっていきます。

そうすると、会社側も辞めさせまい、もしくはできるだけ長く就業させるためにとあの手この手を使ってくるはずです。非常に面倒です。(まぁ私も止める側だったのですが・・)

大きな会社であれば他事業所への異動を薦めてくれる会社もありますが、そこまで優しい会社はほとんどありません。

従業員一人一人の希望を叶えていたら事業が成り立ちませんからね。

とにかく、自分が退職するということをキチンと上司に話をするまでは可能な限り同僚や先輩には話さないほうがスムーズに話が進むはずです。

退職ノウハウ③今の仕事をしながらでも転職活動を行う

転職先が決まっていれば会社も引きとめにくいことに加え、すぐに次の会社で働けるということもあり、無収入となる期間がなくなります。

しかし、自分が納得できる転職先がなかなか見つからない、仕事をしながらでは転職活動にどうしても力を入れることができないという場合には先に今の会社へ退職を切り出しましょう。

転職先は決まっていないとしても転職活動を行っていることから、意思の強さが伝わってくるんですよね。

会社側としては、この会社がもう嫌だとかつらいとかの正直な理由を言われるとどうしても考え直させるために退職までの時間を引き延ばそうとします

しかし、もっと良い待遇の良い職場、もっと自分に合った職場を探しているというような理由で退職を切り出してしまえば、これは引き止められない・・と会社側もできるだけ早く退職できるように動いてくれます。

ただ、転職活動をしていないのにしているように上手く嘘をつこうと思ってはダメですよ!会社側もどんな企業を中心に探しているのか、何社面接したのか等聞いてくると思いますので嘘をつくとすぐにバレます。

何社面接して、何次試験まで行って、何社が不合格で、何社が合否の発表待ちで・・と、早く退職しなければならないということを今の会社に認識させるためにキチンと伝えるようにしてくだい。

退職ノウハウ④自分の業務はマニュアル作成

会社を円満にやめるためには引継ぎが完了していることが必須です。

要は仕事をマニュアル化しておくことで引継書として活用するということですね。

仕事中にマニュアルを作ることは不自然でも何でもありませんから業務中にできることの一つです。

継ぎがうまくいかずにダラダラと退職日を遅らせるケースは非常に多いです。

確実に予定した日程で退職できるよう細かいマニュアルをつくり、これを見て順番通りに作業すれば自分と同じような作業ができるようにしてあげれば、すぐにいなくなってもなんとかなりますからね。

人間というのは忘れる生き物ですから、このマニュアルがないと非常に不安なのです。

私も業務を引き継がれる時に何度苦労をしたかわかりません・・・

ということで、マニュアルはしっかり作りこんであげましょう。退職を抜きに考えても、上司、同僚に感謝されること間違いなしです。

ちなみに、マニュアル化する習慣がない会社であればあるほど、この従業員は新しいことに取り組んでいる!

この会社を良くしようと積極的に仕事をしているな!!

と、感じてもらえます。

退職のために準備しているのに、もしかしたらいつの間にか昇進しているかもしれませんね。

退職ノウハウ⑤「退職させてください!」と最初に言うべき人を考える

これに関しては、今の職場環境、組織体制によってかなり変わってくるかと思います。

自分の直属の上司なのか、工場であれば工場長なのか。もしくは別に本社がある会社であれば本社の人事部なのか。

ここはよく考えなければならないところです。

やっぱり入退社の可否を決める権限を持った人に言うのが一番良いと思います。

皆さん自分の直属の上司に伝えれば良いんじゃないの?の思いがちですが、直属の上司にはそこまで大きな権限がないことのほうが多いです。

直属の上司に相談しても、その上司はさらに上の役職の方に相談することとなります。

上司も部下が退職を望んでいるということは少なからず自分にも責任があるのでは・・と感じてしまい、部下が退職したがっていることを報告するのを嫌がる人も少なくありません。

やっぱり自分の評価は落としたくないですからね。

直属の上司に伝えたことにより、そこで話が止まって、退職のことを本当に伝えなければならない人に伝わらないというのは良くある話です。

「退職願」を提出しに行くなら誰が良いか・・・これは熟考しましょうね。

余談ですが、ドラマでは「退職願」と書いた封筒机にバンッ!と叩き付けているシーンをよく見ますが、ほとんどの会社では退職する時に記入する書式が決まっているので事前によく確認しておきましょう。

退職ノウハウ⑥最後に辞めても後悔しないかどうかを今一度考え直す

ここまで、退職の円滑な進め方についてアドバイス形式で書いてきましたが、とはいえ、本っっっっっ当に辞めても悔いが残らないのかもう一度考えてみてください。

文章では簡単に書けますが会社を辞めること、転職活動をすることは体力的にも精神的にも相当つらいと思います。

他の企業へ転職をしてキャリアアップを目指すのか、今の会社でキャリアを積んで偉くなるのか、どちらも正解だと思いますので、自分が決めた道へ自信をもって突き進んでください!

他の会社へ転職する時は、自分のスキル、知識でどのくらいの給料が望めるのか診断してみましょう。

意外に給料が高かったりして、モチベーションも上がるかもしれません。

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退職ノウハウ⑦どうしても辞めれないなら退職代行を利用する

あなたが辞めてしまうことで会社が回らなくなることを恐れていつまでも退職させてくれない会社もあるでしょう。

いくら会社に言っても退職の目処が立たない場合には退職代行サービスを利用しましょう。

あなたの代わりに全て退職のプロがあなたの代わりに退職手続きを済ませてくれます。

円満な退職にならないのは心苦しいかもしれませんが、会社を退職するのは社員の当然の権利なので、退職させてくれない会社が悪いのです。

費用はかかりますが、確実に退職出来るため、最終手段として退職代行サービスを利用しましょう。

ABOUT ME
ホクホク
ホクホク
30代男性。採用担当の仕事を経験し、転職サイトや転職エージェントともやりとりをしてきた。自身も転職活動経験済み。その後、総務・経理・企画等、事務系の仕事は一通り経験する。楽して稼ぎたいという気持ちと、身近な友人や同僚が仕事の精神的苦痛で自殺してしまったショックから、少しでも仕事に悩む人を救いたいという両極端な気持ちからブログを始めた。

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