今回は精神的な疾患、障がいだけでなく、知的障がい、発達障がい、身体障がいなど、何かしらの障がいを抱えている人を総合的に包括する就労支援サービスの「ココルポート」をご紹介します。
目次
障がいを抱えている人向けの就労支援サービス「ココルポート」とは
統合失調症、うつ病、発達障害、知的障がい、身体障がいなど、障がいを抱えた人でも就職活動、職場への定着がスムーズに進むために就労支援をしてくれるのが「ココルポート」です。
下のグラフのように様々な障がいを抱えている人が活用しており、20代の若い人から、50代まであらゆる年齢層の方にも活用されているサービスです。
と思っている人にピッタリのサービスがココルポートなのです。
ココルポートを活用するメリットは?
あなた自身の希望を踏まえた上で、就職に向けたトレーニングの計画・実施・振り返りを専門のスタッフが付いてくれて一緒に行ってくれます。
利用者全員が同じペースで進むのではなく、一人ひとり、それぞれの歩み、ペースに合わせてゆっくりとトレーニングを進めてくれるのが良いところです。
プログラム(トレーニング内容)の数も多く、70種類以上ものプログラムが用意されており、あなたに合ったものをあなたのペースにあわせて進めていくこととなります。
プログラムは就職活動のためのものだけではなく、あなたの強みを伸ばすためのものや課題解決の考え方を学ぶようなもの、さらに、楽しみながらできる音楽療法プログラム、農業プログラムといったものまであります。
もちろん就職支援に関しても手厚いです。
専門スタッフが自己分析、企業研究、応募書類の添削、模擬面接など、採用試験や面接の合格に向けて全力でサポートしてくれます。
あなた1人の力で就職活動をして、採用試験を受けるよりも合格率が上がることは間違いないですね!
また、通所のための交通費やランチ代の応援制度も用意されています。
少しでも費用を抑えたい人にはとても助かる支援制度となっています。
どこに行けばココルポートのサービスを受けられる?
ココルポートのサービスが受けられる事業所は主に首都圏、大阪、愛知、福岡にあります。
事業所の数は55か所あり、非常に多いため、特に首都圏に住んでいる方は通いやすいです。また、福岡にも事業所を構えています。
<事業所の場所と数>
- 東京都:11か所
- 神奈川県:16か所
- 埼玉県:11か所
- 千葉県:10か所
- 大阪府:3か所
- 愛知県:2か所
- 福岡県:2か所
ココルポートへ登録して就労移行支援を受けるために必要な手続きは?
Melkのサービスを受けるには、まず見学を行う必要があるためサイトからの申し込みが必要になりますが非常に簡単です。本人からでなく、親族の方などでも申し込みは可能です。
最初に以下リンクからココルポートの公式ページへ行きます。
公式ページの「相談・見学をしてみる」ボタンを押します。
見学申し込みフォームへ移行するため、必要事項を入力します。
入力事項は以下の通りです。
<見学申し込みフォーム入力必要事項>
- 見学希望場所にチェックを入れる
- 名前
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- ココルポートを知ったキッカケ
- 質問等
すべての項目を記載完了したら、「プライバシーポリシーを確認の上送信」をクリックします。
あとは、後日、担当者から連絡がくるため、見学日の日程調整を行い、見学に赴くこととなります。
見学後は、数日間の体験実習を行ってみて、最終手続きを完了させれば正式な利用開始となります。
最後に市役所や区役所の「福祉サービス課」で手続きが必要なのですが、手続きの手順等の詳細もサービスを利用することを決めた場合、ココルポートの担当者から丁寧な説明がありますのでご安心ください。
ココルポートに登録してから就職までの流れは?
ココルポートで訓練を開始してから就職するまでの流れが以下の通りです。
<登録から就職までの流れ>
- 就職のためのトレーニングの継続
- 自己分析を行い、働き方を考える
- 専門スタッフのアドバイスを受けながら就職活動を行う
- 就職後、スタッフのサポートを受けながら仕事を覚え、職場に定着する
就職までの支援だけではなく、就職した後もキチンとアフターフォローをしてくれるのです。これにより、職場への定着率も高くなっています。
会社側としても、新入社員がすぐに辞めることは悩みの種なので、就職後すぐに離職する可能性が低くなる分、就職後のサポートは雇い入れる企業にとっても非常にありがたいです。
どんな会社に就職できる?
有名な会社だと株式会社GUや日本郵政株式会社、株式会社住宅情報館、株式会社サマンサタバサがあります。
首都圏では約1800名の就職実績があるんです。この数字はこれからまだまだ増加していくと思われます。
まとめ
なにかしらの障がいがあると、どうしても普通に働けるのかどうか不安になるものです。
しかし、障がいを持っている人は、他の人が持っていないような強みを持っていることが非常に多いです。
私が勤めていた工場に入社した人もそうでした。
発達障がいの方は他の従業員にはない集中力があったり、足が不自由な方は手先がすごく器用だったりしました。
その強みを活かせる職場は必ずあります!
もし、今あなたが
と思っている人は自分の強みに気づいていないだけだと思います。
私の会社に在籍している発達障がいの方も自分の強みに気づいていなかったのですが、色々な仕事を経験していくうちに、得意な仕事が分かり、自分自身の強みを見つけることができたのです。
自分の「強み」は自己分析をすることで必ず見つかります。ココルポートではその強みを見つけるための自己分析にも力を入れています。
自分の強みを探し出し、活かせる職場を見つける確率を少しでも上げるために、是非「ココルポート」に申し込んでみては如何でしょうか?
悩んでいる方は、とりあえず見学してから再度検討してみることをお薦めします。