あなたは今どれくらいの年収で働いていますか?
一般社員、いわゆる平社員であればフルタイムで働いて年収300万~500万くらいの方が多いのではないでしょうか?
これが昇進を重ねて部長や課長といった管理職になると、年収500万円を超えてくることがほとんどだと思います。
もし、今管理職の方で、年収500万円もらえていないという方は転職を考えるべきだと思います!
目次
管理職に昇進しても給料が減る可能性がある
管理職になることで平社員時代と比べて基本給は底上げされるでしょうが、それ以外のメリットがなくなる場合があります。
過去、名ばかり管理職という言葉で、残業時間が多いのに残業代が支払われないことが問題になりました。
今でもその問題と似たような事例を抱えているような企業もたくさんあります。
具体的には、管理職になることで以下のようなデメリットが生じる可能性があるのです。
残業代がなくなって平社員の時より給料低くなるかも?
管理職に出世したと喜んだのも最初だけで、いざ給与明細を確認すると、給料が出世する前よりも下がっている!という事がよく起こります。
これはほとんどの場合、残業代が出なくなったことによる影響です。管理職になる前に残業をたくさんしていた人程、管理職になって給料が低いと感じることになります。
例えば、すごく忙しくて1か月に100時間残業した月があったとしましょう。
平社員が残業すると時給×1.25倍の超勤手当が出ます。(これは法律で決まってます!)ざっっくり見積もって20万円くらいの超勤手当が出るでしょう。
しかし、管理職になった後で残業を月に100時間したところで、この超勤手当は一切出ないのです!(深夜勤務の時だけは手当が発生します)
なんで!?と思うかもしれませんが、法律で管理職には残業代を出さなくても良いことになっているため仕方がありません。
会社によっては管理職にも残業代を出している待遇が厚い会社もあるかもしれませんが、そんな会社はほとんどないでしょうね。
だって、会社は利益を出すために存続しているので、出さなくていい管理職の残業代を出すと、会社に残る利益が減ってしまいますからね。
出さなくて良いお金は出したがらないのが当たり前です。
平社員時代に稼いでいた時の残業代以上に基本給が上がっていれば良いのですが、管理職に昇進することでそこまで基本給が底上げされる会社は少ないと思います。
少なくとも管理職への昇進で月給にして5万~10万円以上は上がらないと、給料が上がった気はしないでしょう。
あなたも平社員時代には少なくとも月5万円前後の超勤手当はもらっていたのではないでしょうか?
微妙な基本給のアップだと、管理職になったところで、出来るだけ残業をせずに帰らないと、なんだか毎日損をしているような気分になってしまいますね・・・
残業代が出ないのでモチベーションの低下に繋がる
平社員の時には残業をすればするほど超勤手当がもらえるため、少しくらい遅い時間になっても良いから、頑張って仕事を終わらせよう!というモチベーションに繋がります。
夜遅くに会社を出ると、
と、頑張って仕事したから稼げた!という気持ちになります。
しかし、管理職になるとこの感覚がなくなってしまいます。
夜遅くに帰ると
・・・これではモチベーションも上がらないですよね。
だから管理職になったことで基本給が月々10万~20万上がらないと、どうしても損をした気分になってしまうのです。
もしあなたの会社が、平社員⇒管理職へ昇進する時に、月数万円しか基本給の底上げがなかったり、別途管理職手当が付与されていなかったりする場合には要注意です!
管理職に昇進させることの裏に、「多額の残業代を支払わなくて良くなるな!」という会社の意図が隠れているかもしれません。
平社員の時の待遇と管理職になってからの待遇の違いは、あなたの会社の就業規則等を見ると詳しく記載されていると思います。
熟読した上で管理職になったことによるメリットとデメリットを今一度見直してみることをお薦めします。
管理職経験者ならハイクラス転職で年収激増も可能
もしあなたが管理職を任されているのに年収500万円以下ならば、転職して年収が激増する可能性は大いにあります。
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転職するだけで年収数百万アップするかもしれませんよ。
ハイクラス求人専門の転職支援サービスまとめ記事
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管理職でも年収500万以下なら年収診断がおすすめ
そもそも、管理職になったのに年収が500万円に届かないというのはおかしいです。
管理職は会社側、つまり経営を担う側の人材なので、会社の待遇も良く、給料も高いことが前提で日本の法律上も残業手当を支払わなくて良いということが定まっているからです。
年収が500万円に届いていないのに残業代がカットされるのはかなりキツイですよね。
毎年賃上げがあったとしても、同じ会社に生涯勤めたところで、年収1,000万円には遠く届かないでしょう。
それでは夢がないですよね・・・
大手の会社になると管理職になるだけで年収1,000万円に届くところも多いです。
中小企業でも、管理職が本来の重要な役割を担っているところであれば、年収500万円以上は必ず出るはずです。
管理職になっても年収が500万円未満ということは、ひと昔前の名ばかり管理職のように、残業代を払わなくても良いから管理職を増やしていく、ということを裏で考えている会社の可能性が高いです。
もしあなたが管理職で年収500万円以下で、他の会社でも管理職になれるほどの実力の持ち主であれば、転職することで必ず今よりも給与が上がるはずです!
しかも、数十万ではなく、数百万単位で年収が跳ね上がる可能性が高いです!
先ほど紹介したハイクラス求人専門の転職支援に登録してみるのが一番良いと思います。
が、いきなり転職支援に登録するのはハードルが高いと感じるのであれば、ひとまず自分の市場価値を調べてみましょう。
あなたの今までのキャリア、スキル、経験から年収診断を実施してみてください。
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管理職経験者であればほとんどの方が年収600万円以上の診断結果が出るはずです。
大した役職経験がない私ですら年収800万円以上と診断されたのです。
特に、長く管理職を経験されている方ならば、もっと上の年収も狙えるでしょう。
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あなたが転職活動をしなくても会社の方から勝手にスカウトしてくれるのです。
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さらに凄いのが、診断結果の年収以上の求人を出している会社からも結構オファーが来ます。
私の診断結果は年収800万くらいだったのですが、1週間に100社くらいからオファーが来て、大体年収650万~850万の企業からのオファーが多く、中には年収900万~1,000万以上の企業からもオファーが来ています。
今の自分の年収よりも100万円以上上がるのであれば、転職もちょっと考えますよね?
あなたの年収診断は簡単に出来てしまうので、一度自分自身の価値を算出してみてください。
まとめ
何度も書きますが、管理職になっても年収500万以下であれば、絶対に転職した方が良いです!
管理職でも残業代が出るのであれば良いですが、きっと残業代出てませんよね?
管理職という重要な職に就いたのであれば、本来1,000万プレーヤーを目指せる人材のはずなのです!
500万ってその半分しかもらえてないんですよ!
もちろん会社の規模の大小によって給与水準は異なると思います。
しかし、どんな会社であろうと管理職は会社の方向性を決めたり、部下を管理、育成する重要な立場なので、少なくとも年収600万以上はもらえるべきではないでしょうか?
そして優秀な管理職であれば、年収1,000万円は目指せなければ夢がありません!
今は人手不足の時代です。
もちろん管理職も不足しています。
多少高い賃金を支払ってでも優秀な管理職を欲している会社はたくさんありますので、あなたが今の給与水準に満足していない場合は、一度転職サイトや転職エージェントに登録してみることをお薦めします。
実際に転職をしなくても、他社がどれくらいの給与水準なのかが分かってくるので、あなたの今の仕事内容で今の給与が妥当なのかどうかがわかってくるはずです。
管理職の求人はどこの企業もかなり高待遇、高収入で掲載しているはずですよ。