あなたは自分の感情をさらけ出し、周りの人達と円滑なコミュニケーションをとれていると思いますか?
という人も多いでしょう。
今回はそんなどうしても感情がうまく表に出せずに、上司や同僚とうまくコミュニケーションが取れない場合、どのように立ち回れば良いのか考えてみたいと思います。
感情が出せなくても言いたい事は言う
態度や表情に感情を出せなくても、思っていることはキチンと言葉に出して言ってください。
感情を表情に出せず、言いたいことも言えないのであれば、あなたの意見や想いは相手に何も伝わりません。
また、言い方に気を付ければ多少なりとも相手に感情を伝えることが出来ます。
自分の言いたいことを胸の内に秘めてしまって何も相手に伝えられないのが一番良くありません。
言いたいことを何も伝えられないと色々なところで損をしますし、精神的にもよくありません。
例えば、誰かの仕事のミスが発覚した時に、誰が担当したのかを確認しなければならないこともあるでしょう。
そんな時に自分のミスではないことをキチンと言わなければあなたの責任にされてしまうかもしれないのです。
また、何も言わないと仕事をたくさん抱えているのに、それが相手に伝わらず、どんどん仕事を振られてしまうかもしれません。
結果として
という風に心の中でどんどん不満が溜まっていきます。
結果として、うつ病や適応障害などの精神疾患に繋がるため、言いたいことを言わないことは心身ともに悪影響を及ぼしてしまうのです。
無表情だとキツく感じる、出来るだけ言葉遣いでごまかす
感情を表情に出せないと、ちょっとした発言もキツく聞こえてしまうこともあります。
例えば、
と聞かれた時に
と真顔で答えると、ちょっとキツい感じがして近づきがたい雰囲気を出してしまいます。
こんな時には言葉遣いで柔らかい雰囲気を出しましょう。
“無理です”とキッパリ言い切る前に、少し間を置きながら
このように少し間をおいて、申し訳なさそうな言葉づかいをすれば、表情などで感情が出なくても、近づきづらい印象や雰囲気を相手に与えることはありません。
感情が表情で出せない人は言葉遣いでフォローしてやれば良いのです。
話すスピードを調節する
なかなか表情や態度に感情が出すことが出来ないのであれば、話すスピードを調整することで、あなたがどう思っているかをある程度は伝える事が出来ます。
あなたが相手に強調して伝えたいことを言う時や相手の意見に賛成するなどにポジティブな感情を伝える時には普段のスピードよりも速く話をします。
また、声量も普段より大きくするとより効果的です。
すると、相手には
という印象を与えることが出来ます。
相手の話に興味を持っているということが分かるため、ポジティブな印象を与えることができるのです。
逆に相手の話に否定的だったり、興味がない場合には逆に話すスピードを遅くし、声も小さめにするのが良いでしょう。
すると相手も
と感じとってくれるはずです。
感情を出すのが苦手でも、喋る言葉のスピードや声量を調整することで、ある程度あなたの気持ちを伝えることが出来るのです。
苦手でも積極的に話しかけるようにする
自分自身をコミュ障だと感じている人は、他人と接することに苦手意識があることから積極的に話をしに行こうとは思わないでしょう。
とはいえ、それではコミュニケーションをとる訓練が出来ません。
コミュニケーション能力は訓練で身に付くものなのです。
昔からたくさんの人と接する機会があればコミュニケーション能力は自然と身に付きます。
しかし、残念ながら他人との交流の場があまりなかった人はコミュニケーション能力は高くはないはずです。
もしあなたも自分のコミュニケーション能力が高くないと思っているのであれば、それは他人とあまり接してこなかったのではないでしょうか?
この他人というのは仲が良い人のことではありません。
あまり面識がない人のことです。
そういった面識がない人とたくさん話をすることで、コミュニケーション能力は身に付いていくのです。
これは本を読んだり、このようなネットに掲載されているノウハウを見て頭で覚えるよりも、実際にどんどん他人に話しかけていかないと身に付けることは難しいです。
確かに、あまり面識のない人と話すのは勇気がいるかもしれませんが、自分の殻にこもらずに、積極的にたくさんの人に話しかけることがコミュニケーション能力を身に付ける一番の方法なのです。
積極的に話をする人であれば、表情から感情が読み取れなくても、相手には好意的にとられます。
感情豊かだろうが、無表情だろうが、あなたにやたらと話しかけてくる人がいれば、自分に好意的なんだろうと感じますよね?
少なくとも嫌われているとは思わないはずです。
頑張ってたくさんの人に話しかけることはあなた自身の訓練だけではなく、周囲の人たちにあなたが好意的であるというイメージを持たせることが出来るため、とても効果的な方法なのです。
まとめ
感情が出せない、周囲とコミュニケーションがなかなかとれないという人が気を付けることをまとめると以下の通りです。
- 遠慮せずに言いたいことは言うようにする
⇒言葉遣いでキツくならない言い方をする
⇒話すスピードで感情を表す - 積極的に他人に話しかける
たったこれだけ・・・なのですが、コミュニケーションをとることを苦手としている人にとってはとても大変なことです。
一つ一つ意識しながらゆっくりと実行していけば良いと思います。
まずは”言いたい事を言える”ようにならないとコミュニケーション能力は上がらないので、言いたい事をキチンと言う勇気を持ちましょう。
ただ、ブラックな職場だと、とてもじゃないけど言いたいことなんて言えないところもあるでしょう。
それはあなた自身ではなく、職場の責任です。
そんな職場に勤務していると、いつまで経ってもコミュニケーションなんてとれず、状況は好転しません。
ずっと負のスパイラル状態です。
あなた以外にも言いたいことが言えない社員がたくさんいるところはほぼ確実にブラック企業、ブラック部署です。
そんな所にいては精神をダメにするだけなので、すぐにでも転職活動をしてみましょう。
転職活動は最初こそ気が引けますが、いざ始めてみると、在職している会社以上に待遇が良かったり、雰囲気が良い会社がたくさんあることが分かります。
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